2024年10月27日は選挙に行こう
2024年10月27日の小噺2題。 小噺その1 妻に「選挙に行ってくるよ」と家を出ました。投票所の小学校までは、徒歩6~7分です。ですが、家を出て、1分もたたないうちに、お腹がごろごろと言い始めました。 「このまま歩いて、投票所に行って、歩いて帰ってくるまでお腹がもつか・・・」と悩みながら、それでも投票所に向かって歩きましたが、やはり「不安なまま投票所に行って、もしものことがあれば・・・」と、引き返して、家のトイレに入ることを決断しました。 家に帰ると、妻が「早いねえ」というので、「いや、行かなくてもいいかもしれないけど、やっぱり行っておいたほうがいいかな・・・」と返事をしたところ、妻曰く「そうだね、投票したい人もいないけど、やっぱり行くことが大事だからね」。 「いや、トイレに行く話だけど・・・」。 「選挙に行くのも、トイレに行くのも、庶民の価値は同じ」と言う一席でした。 小噺その2 息子がまだ3歳~4歳くらいの頃、選挙に連れて行きました。投票所が息子がいずれ通うだろう小学校なので、「見せておいてもいいかな」という考えです。 投票用紙をもらい、記入のブースで用紙に「なし」と書きました。 息子は背伸びをして見ています。 その時、文字を覚え始めた息子が「おとうさん。『なし』って何?」と大きな声で質問しました。 何と説明したかは覚えていません。でも、本当に該当者が「なし」だったのです。