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「梅にウグイス」より「梅にメジロ」

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 梅の季節がやってくると、散歩を兼ねて観梅に行きます。昨日(2023年2月18日)は兵庫県神戸市東灘区の「岡本梅林公園」に行きました。 梅の場合は「…分咲き」の表現が桜とは違うと感じています。桜の場合は、1本の木がだんだん華やかに満開を迎えていく進行度を「…分咲き」と表現すると思うのですが、その一帯には同種の桜が植えられているので、進行度がだいたい同じになります。ところが、梅の場合は、いくつもの違った種類を植えているので「…分咲き」の進行度が木によって違うのです(学術的にどう表現するかは知りません)。 昨日の「岡本梅林公園」は満開が3割ほど、5分咲きが3割ほど、あとは「開花まであと1週間」くらいの進行度でしたので、まだ、見ごろは続くと思います。 この写真は昨日撮影したものですが、梅の向こうに大阪湾が見えます。あいにくの曇り空だったのでわかりにくいのですが、この岡本梅林公園は高台にあり、梅と街と海のコントラストがおもしろい場所です。ただし、「高台=駅から歩き始めて、公園にたどり着くまで急こう配の坂を上らないといけない」という場所ですので、歩きやすい靴がおすすめです。 ところで、この写真の上部に写った電線に小鳥が2羽とまっているのにお気づきでしょうか。「梅にウグイス」といいますが、残念ながら、ウグイスではなくスズメです。 誰が言ったか「梅にウグイス」ですが、これは花札の図柄を表現しただけなのでしょうか。花札には梅の花とウグイスが描かれていますが、現在の気候で言うと、梅の開花時期とウグイスが「ホーホケキョ」と鳴く時期には差があります。この図柄が考えられた時は梅にウグイスは合致していたのでしょうか。それとも、梅で有名な大宰府では同じ時期の物なのでしょうか。・・・などと、地理、歴史、気候変動に思いをはせるのもまた一興・・・ですが、私の経験では「梅にメジロ」が実際には一番多い組み合わせです。梅にメジロがとまっているのを見て「あっ、梅にウグイスだ」と言っている人の隣で「梅にメジロです」と心の中でつぶやくのは私だけでしょうか(笑)。 「岡本梅林公園」(無料)には初めて行きましたが、昨年まではずっと、「大阪城の梅林」(無料)、その前は、東京大田区池上の「池上梅園」(有料:100円)に行っていました。植えられている梅の本数では大阪城が一番多いのですが、池上梅園は観光地としての管理もしっ

日本酒、始めてみませんか その3

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 以前の記事にもこの写真(図)のモノクロバージョンを載せましたが、私が気に入った日本酒のボトルのラベルをオンラインミーティングの背景用に構成したものです。 やっぱり、どうしても、自分の好きな酒の話をしたい気持ちを抑えることができなくて、この写真を載せてしまいました。ただ、この中のすべてがおいしいと思ったわけではなく、特徴が気に入ったり、懐かしい思い出が関係したりしたものも含まれています。 たとえば「月ノ井」。茨城の酒です。麹の味が一般的な酒とは少し違います。私はこの特徴が好きですが、万人受けするかどうかはわかりません。 たとえば、「あさ開」。これは岩手県では珍しくないメジャーな酒ですが、盛岡に住んでいた時、寒い冬の仕事帰りに、焼鳥屋で飲んだ熱燗の「あさ開」は体を十分に温めてくれました(味は忘れました)。 たとえば「鶴齢」。日本酒バーで仲良くなった私より一回りくらい年上の紳士が「私の名前の1文字がはいっているから、鶴齢ばかり飲んでしまう」とおっしゃっていたのを思い出します。キリッとした、いい酒です。(キリって何?) この写真を作った後にも、お気に入りの日本酒が増えていますので、私のベスト5は常に変化しています。