「ワーク・ライフ・バランス」の2


(ワーク・ライフ・バランスの続きです)
図を見てください。縦軸を仕事のパフォーマンス(自己満足度ではなく、客観的なパフォーマンス)、横軸を私生活の充実度(こちらは客観的ではなく主観的な満足度)において、4つの象限と0地点を表してみました。つまり、仕事と私生活の「品質」を軸としているという意味です。(この図は、私のオリジナルで、どこかの権威に認められたものではありません。)

おわかりいただけますように、A「仕事のパフォーマンスは上々、私生活も充実」B「仕事はばっちり、でも私生活を犠牲にしている」C「仕事のパフォーマンスは良くないが、私生活は楽しんでいる」D「仕事も私生活もダメだ」の4つです。当然、目指すはAだと思われます。「思われます」と書いたのは、「いや、俺はBだ」「私はCがいい」「もうDでいいや」という例外的な人が間違いなく存在するからです。でも、そう言っていても話が進まないので、「理想はA」という前提とさせていただきます。

ご注意いただきたいのは、縦軸横軸とも時間を表しているのではないということです。

わたしが感じているのは「ワークライフバランスが大切と言っている人の中には、時間の概念で0ポイント点(交点)を目指している人はいないか」という疑問です。少し前の「ゆとり教育」のように「そんなにあくせくしないでもいいじゃないですか」と言っているように聞こえてしまうのです。

「理想はA」を前提とするということは「BからAに移る(仕事のパフォーマンスを維持しながら、私生活を充実させる)にはどうすればいいか」を考えることであり、同様にCからA(私生活を充実させたまま、仕事のパフォーマンスを向上させる)、DからA(仕事も私生活も品質を上げる)を考えることです。つまり、時間ではなく、その品質が大切なのです。

これは、あくまで私の考え方であり、世間一般としては「時間のバランス」と捉えている意見のほうが多いかもしれません。

(まだ続きますので、ここでもコメントをしないでください😄)


あるまかんポイント

・この記事に添付した図は「仕事のパフォーマンス」と「私生活の充実度」を軸にしたものですが、みなさんもご自分で縦軸/横軸を考えてみてはいかがでしょうか。無論、仕事時間vs私生活時間でもいいでしょうし、稼ぐ金vs使う金でもいいかもしれません。そこに自分をあてはめてみると、何らかの新しい発見があるかもしれません。

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Udemyを始めました。タイトルは「WBSを使い倒せ !!」

美味い豆腐、美味い蕎麦、美味い日本酒