花水木

 9月14日のブログで「彼岸花(曼殊沙華)」を紹介しました。

きょうは、もうひとつの私の好きな花「花水木(ハナミズキ)」を紹介します。

この写真は国会議事堂の前にある憲政記念館の横の国会前庭で撮ったものです。どうして、ここにハナミズキが植えてあるかを知っておられる方も多いと思いますが、1912年に日本から米国に桜の木(ポトマック河畔に咲いているもの)を送ったお礼として米国から送られてきたものが咲いているのだそうです。桜が散ってつつじが咲くまでの短い間に白や薄紅色のハナミズキが咲きます。

見栄えがいいのは短い期間で、すぐに散ってしまうのが桜に似ていますが、おしとやかな姿はとてもいいものです。

しかし、しかし、しかし・・・・。彼岸花もハナミズキも純粋な日本の花ではなく外来種なんですよね。このハナミズキも正確に言うとアメリカヤマボウシだそうです。

話題は少し変わります。最近、散歩をすることが増えて、近所の土手に咲いている小さな花や、ホームセンターで売っている鉢植えの花を見ることが多いのですが、外来種のなんと多いことかと驚きます。中には、要注意外来生物に指定されている植物もあるようで、「グローバリゼーション」の是非を考えさせられます(飛躍しすぎ・・・ですが)。


あるまかんポイント

・ハナミズキが咲いている国会前庭には「日本水準点」があります。

・国会前庭は無料ですが、開園は9:00-17:30です。

・憲政記念館は建て替えのため、この記事を書いている時点では移転しているそうです。詳しくは憲政記念館について (shugiin.go.jp)をご覧ください。

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