単身赴任の掟 番外編
【番外編の1】
休日も仕事の日と同じ時間に起きて外に出かけましょう。家に閉じこもってダラダラしていると、体も心も疲れます。知らない町を知ることはリフレッシュのひとつの方法です。スポーツや趣味の同好会にはいるのもいいかもしれません。仕事以外でのネットワークもできますし、異業種交流という意味での情報交換ができるかもしれません。
【番外編の2】
行きつけの店を作りましょう。
・私の場合、最初にできた行きつけの店は「クリーニング屋さん」でした。ネクタイ好きなので白いワイシャツが欠かせませんでしたが、アイロンをあてるのが面倒くさいので近所のクリーニンフ屋さんにお世話になりました。洗濯物を持っていくと、いつも何かと話しかけてくれて、心がホッとする瞬間でした。
・次にできた行きつけの店は「デパ地下の惣菜屋さん」でした。あまりによく来るので、アルバイトの女子店員さんに覚えられてしまいました。でも「いつもありがとうございます」と言われた時は少し恥ずかしかったです。
・その次は「近所の寿司屋さん(そんなに高くない)」と親しくなりました。コツコツと節約して、小遣いがたまったらその寿司屋に行っていました。ある日「タイのアラ煮、食べる?」と聞かれて「いいね」と答えると、おいしそうなアラ煮を作って出してくれました。でも、勘定がいつもの3倍くらいになっていて、それ以来、行かなくなりました。その親父さんとは道でよく出会って「また、よろしく」と言われるのですが、なかなか足が向きませんでした。
・一番親しくなったのは「近所の居酒屋さん」でした。通っているうちに、ほとんどすべての従業員(店長以外はアルバイト)と親しくなりました。「新作を考えたから食べてください」、「好きそうな日本酒を入れておきましたよ」と言われたり、人生相談を受けたり、独立する従業員の開店祝いに誘ってもらったり。単身赴任生活終了で東京から引き上げることを告げると店長が一番高い一品をおごってくれ、送別品までいただきました。
あるまかんポイント
・知らない町で、知らない人と触れ合うことは大きな喜びです。ただ、そのきっかけがなかなか作れません。やはり、自分から近づいていかないといけないのだと思います。仕事の上下関係や利害関係ではなく、フラットな気持ちで知り合った人たちには大いに励まされました。
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