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引っ越しました

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  引っ越しました。と言っても、町名は変わらず、丁番号が変わるくらいの近所への引っ越しでした。 この前まで住んでいた家は、2階+ロフトで、キッチンと風呂が2階にあるという設計(設計アイデアは妻)でしたが、「そろそろ、階段に危険を感じる年齢になってきている」という私の意見で、近所のマンションに引っ越したという次第です。 思えば、(孔子にはかなわないものの)人よりも多くの転居を経験しているように思います。あらためて数えると、今回が11回目になります。転居好きな訳ではなく、仕事の関係でそうなってしまったのがほとんどで、学生時代の下宿生活の開始と今回の2回だけが、仕事に関係の無い転居と言うことになります。 「人間至る所に青山あり」の言葉の通り、どの町に住んでも、そこで一生暮らしたいと感じるところばかりです。 特に「盛岡」は、離れてからも、度々、訪れるくらい好きな町です。冬は気候が厳しく、気軽に出かけるというわけにはいきませんが、家から10分くらいのところに小さなスキー場(雪が融けるとゴルフ場に変身)がありましたし、もう少し足をのばせば、有名なスキー場もたくさんあります。気候が良くなると、住んでいたマンションの裏を流れる川で釣りができ、休日の時間つぶしにはもってこいでした。でも、何といっても「街のスケール感」が一番のお気に入りです。自転車があれば、市内のどこへでも行けます(冬は無理です)。今年(2023年)のはじめに、ニューヨーク・タイムスが「2023年に行くべき52か所」に盛岡を選んだのは慧眼としか言いようがありません。 私自身は、会社の命によって盛岡に住むことになったのですが、この辞令には感謝しています。(盛岡を離れることになった辞令は恨んでいます) もうひとつの好きな都市は「東京」です。東京については、このブログの記事「 単身赴任の掟 その1『土地に惚れろ 』」にも書いていますが、「大都会だから」という理由ではなく、やはり、「文化の中心だから」ということになると思います。 あるまかんポイント ・盛岡は内陸部ですが、三陸から送られてくる魚介類は美味しいものばかりです。そのなかでも、私の好物は「ホヤ」です。地元出身の友人から調理の方法を教わり、スーパーで見かけるたびに買っていました。

Udemyを始めました。タイトルは「WBSを使い倒せ !!」

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久しぶりのブログ更新になりました。3か月以上のブランクでした。 その間に、自宅を売却し、マンションに転居し、つまらないコメントばかりが目に付くTwitterをやめ、このブログの自動広告をなくし(現在は復活させています)、Lancers経由でライターとして働き、その後、一念発起で、Udemyデビューを果たした3か月でした。 UdemyはUSAで開発された学習ツールで、講師がスキルアップのための、視聴者にいろいろなコンテンツを提供する仕組みです。 有償のコンテンツは学習者が料金を支払い、講師がそのうちの分担金をUdemyから受け取るというものです。(無料コースもありますし、無料のクーポン券もあります) このブログは、あまり読者が多くないので、効果は薄いのですが、一応、デビューしたUdemyの宣伝をしておきます。 WBSを使い倒せ !! イントロダクションコース  (リンクを貼っています) ・Work Breakdown Structureをいろんな場面で活用するためのヒント ・無料コースです ・約30分のコースです WBSを使い倒せ !! 初級コース  (リンクを貼っています) ・Work Breakdown Structureをいろんな場面で活用するための基礎知識と応用知識 ・有料コース(8,800円)ですが、自動的に値下げされることがありますので、ご確認ください。 ・約1時間30分のコースです WBSを使い倒せ !! 中級コース  (リンクを貼っています) ・Work Breakdown Structureの実践法 ・有料コース(15,000円)ですが、自動的に値下げされることがありますので、ご確認ください。 ・約1時間30分のコースです 3つのコースとも、ユーザー名とメールアドレスの登録で視聴することができますので、お気軽に視聴していただき、最後に出てくる、コメント入力と評価(星xx個)をお願いします。 有閑館ポイント ・良いコンテンツだと思っています。が、WBSになじみのない人には、とっつきにくいかもしれません。

形容詞が修飾している言葉はどちらでしょう?(異次元の少子化対策)

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  教えてください。日本語の国語の質問です。 「異次元の少子化対策」の「異次元」が修飾しているのは「少子化」ですか?それとも「対策」ですか? 答えが「少子化」なら、つまり「異次元の少子化」なら、もう20年近く前から少子化になると言われていたのに、どうして今更「異次元の少子化」などと言うんですか? 答えが「対策」なら、つまり「異次元の対策」なら、5,000円や10,000円の支給で、何がどのように「異次元的に」変わると考えているのですか? あなたに聞いているんですよ! (ちなみに、このイラストはMicrosoftのBardで「異次元の少子化対策のイメージを作ってください」と入力してできたものです。何でしょうかね?)

なんと残酷な・・・。悲しいです。

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 かつて、東京銀座の近くに住んでいた時、驚くべき光景に出会いました。銀座のにぎやかな通りのあちらこちらに花(切り花の花だけ)を敷き詰めて絵のようなカーペット風のものを作っていたのです。 私は、驚きと、悲しさで涙が出ました。「どうしてこんなに残酷なことをするのだろう?必死で生きている花をこんなみじめな姿にしてまで観光客を呼びたいのだろうか?人間の傲慢ではないのだろうか?」という気持ちでした。そんな、傲慢な残酷なイベントも2011年を最後に、取りやめになったと聞きました。理由はわかりません。主催者に「残酷なことはやめてください」と投書をしたことを覚えています。 ところが、今度は、東京フラワーカーペット(三菱地所主催)が行われているそうです。銀座で感じたいやな思いがよみがえってきました。 と、思っていたら新聞に「大根島由志園(島根県)では、牡丹の花で池を埋め尽くすイベントをやっている」という記事が。 動物には虐待という言葉を使う人間は、植物に虐待という言葉を使わないのでしょうか? 嬉々としてこんなイベントをやっている主催者。そこを訪れる観光客。xx映えという言葉を求めて、そんな植物虐待の写真を撮る人間たち。 それって、回転ずしのいたずら映像と違わないですよ! 神宮外苑の樹木を切る切らないが話題になっていますが、切ると言っている知事は、こんなイベントを虐待だとは思わないのでしょうね。是非、「切る」のではなく「整備する」と思える神宮外苑にしてほしいものです。 昨日、家の周りの雑草除去のため、除草剤をまきました。

絵馬の背景

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   絵馬を眺めるのが好きだ。正確に言うと、絵馬に書かれた願い事の背景にある物語を想像するのが好きだ。神社の納所にはたくさんの絵馬が吊してあるが、他人が書いた絵馬に手で触れると失礼なので、あくまで願い事が書かれた面だけを眺めると決めている。  願い事の種類としては、やはり「合格祈願」や「学業成就」が多い。高校受験、大学受験に加えて、資格試験を目標にしている絵馬もある。「医学部に絶対合格」を見ると「寝る時間も惜しんで勉強しているんだろうな。母親は夜食を準備し、他の家族も声を潜めて生活し・・・」などと勝手な想像をめぐらせてしまう。「合格祈願」の 4 文字の後に複数の人の名前が書かれた絵馬もある。きっと、学校か塾の先生が休みの日にお参りに来たのだろう。この先生と生徒たちは日頃から仲が良くて、生徒が先生に何でも相談できる良い関係なんだろうなあ。「ほら、次の授業が始まるから、また放課後に話しにおいで」という先生の優しい言葉がいまにも聞こえてきそうだ。  次に多いのが「健康」「病気平癒」だ。もう 30 年以上前になるが、私も父が病で臥せっている時にお百度参りをし、その後で「病魔退散」の絵馬を奉納した記憶がある。願いは一旦かない、大手術の末、父は自宅に戻ることができたが、残念ながら 3 年後に他界した。  本人の学業成就のように、自分のことであれば「人事を尽くして天命を待つ」というモチベーションが絵馬に表れるが、自分ではなく周囲の人間のことになると、人事を尽くすことにも限界があり、天の助けを求めざるを得なくなる。その結果、絵馬も少し暗い表情になっているように見えるのは、私の考えすぎだろうか。  先日、とある神社の納所を見ていると「xxxx(歌って踊る若者の人気グループ)のコンサートのチケットが当たりますように」という絵馬があった。神様は学業を成就させてあげたり、病気をなおしてあげたりすることで忙しいのに、チケットの当選サポートまで手が回るのだろうか。この絵馬を奉納した人は、何度もチケット抽選に申し込んだが当選せず「もう神頼みしかない」と意を決して、はるばるとこの神社に足を運んだに違いないが、本人も神様も人(神)事の尽くしようがないパターンである。  「パパがフィリピンから早く帰って来ますように」と書かれたかわいい絵馬。ダムか高速道路か大きな工事のプロジ...

「梅にウグイス」より「梅にメジロ」

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 梅の季節がやってくると、散歩を兼ねて観梅に行きます。昨日(2023年2月18日)は兵庫県神戸市東灘区の「岡本梅林公園」に行きました。 梅の場合は「…分咲き」の表現が桜とは違うと感じています。桜の場合は、1本の木がだんだん華やかに満開を迎えていく進行度を「…分咲き」と表現すると思うのですが、その一帯には同種の桜が植えられているので、進行度がだいたい同じになります。ところが、梅の場合は、いくつもの違った種類を植えているので「…分咲き」の進行度が木によって違うのです(学術的にどう表現するかは知りません)。 昨日の「岡本梅林公園」は満開が3割ほど、5分咲きが3割ほど、あとは「開花まであと1週間」くらいの進行度でしたので、まだ、見ごろは続くと思います。 この写真は昨日撮影したものですが、梅の向こうに大阪湾が見えます。あいにくの曇り空だったのでわかりにくいのですが、この岡本梅林公園は高台にあり、梅と街と海のコントラストがおもしろい場所です。ただし、「高台=駅から歩き始めて、公園にたどり着くまで急こう配の坂を上らないといけない」という場所ですので、歩きやすい靴がおすすめです。 ところで、この写真の上部に写った電線に小鳥が2羽とまっているのにお気づきでしょうか。「梅にウグイス」といいますが、残念ながら、ウグイスではなくスズメです。 誰が言ったか「梅にウグイス」ですが、これは花札の図柄を表現しただけなのでしょうか。花札には梅の花とウグイスが描かれていますが、現在の気候で言うと、梅の開花時期とウグイスが「ホーホケキョ」と鳴く時期には差があります。この図柄が考えられた時は梅にウグイスは合致していたのでしょうか。それとも、梅で有名な大宰府では同じ時期の物なのでしょうか。・・・などと、地理、歴史、気候変動に思いをはせるのもまた一興・・・ですが、私の経験では「梅にメジロ」が実際には一番多い組み合わせです。梅にメジロがとまっているのを見て「あっ、梅にウグイスだ」と言っている人の隣で「梅にメジロです」と心の中でつぶやくのは私だけでしょうか(笑)。 「岡本梅林公園」(無料)には初めて行きましたが、昨年まではずっと、「大阪城の梅林」(無料)、その前は、東京大田区池上の「池上梅園」(有料:100円)に行っていました。植えられている梅の本数では大阪城が一番多いのですが、池上梅園は観光地としての管...

日本酒、始めてみませんか その3

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 以前の記事にもこの写真(図)のモノクロバージョンを載せましたが、私が気に入った日本酒のボトルのラベルをオンラインミーティングの背景用に構成したものです。 やっぱり、どうしても、自分の好きな酒の話をしたい気持ちを抑えることができなくて、この写真を載せてしまいました。ただ、この中のすべてがおいしいと思ったわけではなく、特徴が気に入ったり、懐かしい思い出が関係したりしたものも含まれています。 たとえば「月ノ井」。茨城の酒です。麹の味が一般的な酒とは少し違います。私はこの特徴が好きですが、万人受けするかどうかはわかりません。 たとえば、「あさ開」。これは岩手県では珍しくないメジャーな酒ですが、盛岡に住んでいた時、寒い冬の仕事帰りに、焼鳥屋で飲んだ熱燗の「あさ開」は体を十分に温めてくれました(味は忘れました)。 たとえば「鶴齢」。日本酒バーで仲良くなった私より一回りくらい年上の紳士が「私の名前の1文字がはいっているから、鶴齢ばかり飲んでしまう」とおっしゃっていたのを思い出します。キリッとした、いい酒です。(キリって何?) この写真を作った後にも、お気に入りの日本酒が増えていますので、私のベスト5は常に変化しています。