日本酒、始めてみませんか その2
日本酒についての蘊蓄(ウンチク)を語るのは、あまり好きではないし、得意ではありません。たぶん、同じ銘柄なら、純米、純米吟醸、純米大吟醸を並べて飲み比べても、違いがわかるかもしれませんが、違う蔵、違う銘柄ならわからないと思います。 私の味覚の話ではなく、それだけ蔵によって味は千差万別だからです。 前回のその1にも書いたように、だからこそ「自分の気に入った酒がうまい酒」だと思うのです。 よく「酒は辛口に限る」という人がいます。それを否定はしませんが、「辛口」と言われても、それだけでは、私はその味を思い浮かべることはできません。舌にピリッとくる辛さもあれば、アルコール度数が少し高い酒もありますし、味の濃い酒もあります。 一口目で「ちょっと味が強いなあ。これを辛いというのかなあ」と感じることはありますが、日本酒の面白いところは、時間がたつと、そんな酒でもマイルドになったりします。 家で飲む時は一日2合と決めています。4合瓶だと2日で空く計算です(実際にはもっと早くなくなります)が、純米系の酒は、空気に触れると変化するので、1日目と2日目では、明らかに味が違います。 前回と同じしめくくりですが、是非、お気に入りの酒を見つけてください。それも、「この酒の2日目」と表現するとかっこいいですね。 あるまかんポイント ・「日本酒度」という指標もありますが・・・。