Globalizationなんてクソくらえだ‼‼

「Globalizationなんてクソくらえだ」‼‼

下品なタイトルである。だが、本当にそう思っている。自分の体験から出たセリフである。

(以下はGlobalizationではなく、グローバライゼーションと表記する。グローバリゼーションという人もいるが、私の中ではグローバライゼーションである)

その前に・・・・。

トランプ氏が再びUSAの大統領になる。彼は、私と同じくグローバライゼーション反対派である。米国第一主義というそうだが、反グローバライゼーションと同義である。

私は、日本の経済の低迷は、グローバライゼーションと言われ始めた時期とリンクしていると思っている。グローバライゼーションのために「日本的経営」を棄てた。iPhoneで儲けるために「ガラケー」を棄てた。それ以外にも、グローバライゼーションの名のもとに多くのものを棄てたり、余計なものを導入した(「個人主義」などと言うもの等)。

Work@Homeなどという欧米からきた馬鹿げた仕組みは、すぐに企業から飽きられ、欧米でさえ導入をやめている企業が多いと聞く。何故か?「働くことが罪」の宗教観から来ている考えをグローバライゼーションとしたからである。
Work Life Balanceの概念も欧米からきた。これも、グローバライゼーションと言う名を借りたが、共通の概念はなく、労働時間の短縮と理解している輩も多い。

さて、私の経験したグローバライゼーションの話である。
本社(日本国内ではない)から「グローバライゼーションとして、世界レベルで情報システムを共通化してコストを下げるとともに、オペレーションを標準化する」というお達しが来た。いい話である。ビジネスとしては当たり前の話である。が、日本にとっては全くいい話ではなかった。
「日本は情報システムの品質を高めるためにコストをかけすぎている。コストを下げるために品質を落とせ」「日本だけにしか存在しない業務プロセスのための情報システムを作るな」という指示にすり変わったのである。
この指示への対応にどれだけの労力と精神力が費やされ無駄になったかわからない。徒労である。

グローバライゼーションなんてくそくらえである。トランプを見倣って日本第一主義を掲げるべきである。中国しかり、英国しかり、多くの国は○○第一主義とは言わないが、実体はそのものである。
日本第一主義を政府のビジョンにすべきである。日本第一主義でない限り、国民も国土も守れない。

右傾化の話ではない。日本の「日本らしさを守る」話である。

よく外国人観光客からの「日本はどの国よりも清潔だ」「日本人はみんな優しくて親切だ」という評判を(マスコミ経由で)よく聞く。
それは本当だろうか。「日本人のウラオモテ」でないことを祈るが、社会秩序を守らない日本人が増えていると感じるのは私だけか。タバコのポイ捨て。空き缶のポイ捨て。電車での優先席での若者の占有。
統計資料も何もないが、それもグローバライゼーションの功罪か。それとも、教育のレベルの低下がなせる業か。

話は広がってしまったが、結局、国のビジョンの話にいつも行き着くのである。


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