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11月, 2022の投稿を表示しています

フリーランスとして働くということ

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クラウドソーシングサイトと言われるL社とC社の2社にフリーランス登録をしています。業務分野は「フリーライター」ということにしていますが、ほとんど仕事をしたことがありません。どうしてかというと、登録してから今まで10件以上の募集案件に応募しましたが「採用されない」か「クライアント(募集側)が期限を過ぎても採用を決定せずに募集案件掲載が時間切れ」になってしまうからです。 ただ、登録した分野で能力も実績もない私のような人間が「フリーランス」を語るのはおこがましいということに今になって気が付きました。クラウドソーシングサイトには「経験のない人でも稼げるようになる」という甘い誘い文句が書かれていますが、それなりの金額を稼ぐことができるようになるには、やはり、経験と実績を積み重ねていかないとだめなことはもちろん、そのための営業努力や人的ネットワークや情報収集力が不可欠です。少々、文章を書くことが好きだというだけで稼げるような甘い世界ではありません。やはり、会社勤めしか経験のない人間は独力で道を切り開いていくという厳しさの理解が足りないようだと反省しています。 反省しながら、二人の友人のことを考えています。 ひとりは一級建築士の資格を持ち、大手ディベロッパーから委託を受けてマンションなどの設計図を描いているフリーランス、もうひとりはフリーのヘアメイクアーチストで多方面のクライアントの仕事をこなしています。どちらも経験豊富で、多くの実績を持っています。私も会社員時代は多くの経験をして、実績を残してきたと自負していますが、今になって思うと「フリーランスとして堂々と食っていける経験/知識/実績が無い」ことに愕然とします。そして、友人の二人ともが「核となる技術以外の周辺の仕事(事務、営業、売掛管理など)が大変」と嘆いていたことに内心「簡単だろ」と感じていたことを謝罪したい気持ちです。 今、世間では「副職を持とう」「雇用の流動化としてフリーランスもひとつの選択肢」というような風潮があるように思いますが「(会社員としての)本業の領域でフリーランスとして人的マーケットに打って出ることができるか?」と自問自答してみることが必要なのではないかと感じます。 残念ながら私はそこまで自分を磨くことができていなかったようです。 あるまかんポイント ・私は「ブログ記事を書くフリーライター養成」のための通信講

タトゥー(入れ墨)は・・・

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  先日、新聞の投書欄で「(入れ墨をしていると公衆浴場が利用できないという例をもとに)日本でもタトゥーを文化として受け入れるべき」という投書を読みました。投稿者は台湾の若者だったと思いますが、流暢な日本語で投書を書かれていました。論理としては「タトゥーは台湾の文化であり、その文化を日本人も理解してほしい」というもので、論調も日本に対するリスペクトを感じさせるものでした。 「他の国の文化を尊重する」。グローバリゼーション(嫌いな言葉ですが)と言われる現代ではとても重要なことだと思います。 でも、日本では、薄れてきているとは言え、歴史的に入れ墨は「犯罪者の証」「自分を強く見せるためのもの」という考え方が文化として定着しています。 日本に来たのなら日本の文化を尊重しませんか。 ちなみに「Tatoo」のことを調べていると「フィジーにはTatooの文化があり、ほとんどのラガーマンがTatooをしているが、日本の文化を尊重する意味で、ラグビーチームとして日本に来るときはTatooを隠すシャツを着ることに決めている」という研究論文を見つけました。 さてさて・・・。考えさせられますね。

国立国会図書館(東京本館)をオススメします

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図書館を話題にしようと思ったのには理由があります。この歳になって、どうしても勉強したい経営学系のテーマがあり、その調べものに図書館を利用する必要が出てきたのですが、あいにく近所の図書館にはその種類の本のラインナップが不足しています。しかたなく往復780円の電車賃を使って少し大きな市立中央図書館に行ってみました。さすがに、それなりの本は置いているのですがHow-To本が中心で、やはり学術系は物足りなさを感じます。中央図書館以外に他市の図書館にも行ってみましたが似たようなもので、「読書」に向いている本は多くあっても「調査」向きの本が少ないことがわかりました。 東京に住んでいる時は自転車でも徒歩でも(もちろんバスや地下鉄を使っても) 国立国会図書館 まで行くことができました。みなさんは 国立国会図書館 に行ったことはありますか。 東京近郊にお住まいの方、まだ行ったことがなければ、是非、行ってみてください。何せ「国立国会図書館」というくらいですから蔵書数は半端ない(ワールドカップの影響で、少し古いですが「半端ない」を使ってみました😁)数です。でも、近隣の図書館とは反対に「読書」向けは少なく「調査」向け中心だと言えます。 「面白そうだ、行ってみよう」という人のために、 国立国会図書館 の利用方法を簡単にお伝えします。 場所は国会議事堂の横(向かって右の方向)のほうです。 館内に入るために入館証が必要です。 受付で10分くらいで作ってくれます 18歳以上しか使えません 免許証や保険証などの本人確認書類が必要 有効期間は3年間 検索機(PC)でキーワードをもとに書籍を検索し、その書籍名を申込用紙に記入して書庫から書籍を出してもらう方法と、一般の図書館のように本棚にある書籍を閲覧する方式があります。 検索機での検索にキーワードが必要ということは「何を調べるかが決まっていないと検索できない」ということです。これが一番大事なポイントだと思います。つまり「何かいい本はないかな・・・」の図書館ではなく、目的が無ければ役に立ちません。 必要なページのコピーを申し込むことができます(自分ではコピーできません)。 貸出はできますが貸出可能な書籍に制限があります。 あるまかんポイント ・食堂があります。安いです。味は普通です。清潔です。 ・本文に書いたように「読書向き」ではなく「調査向き」だと思

朋あり遠方より来る x 3

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この1週間で偶然にも次々と3人の旧友に会いました。 最初に会ったのは高校時代の友人のK氏。「仕事で君の家の近くに行くから、帰りに一献」というメールが来たので近所の焼鳥屋へ。コロナ禍ということばをあまり使いたくはありませんが、外食をするのも気を使うような状況になってから初めての友人との会食でした。と言ってもK氏は酒を飲まないので、彼の話を肴に私だけが酒を飲んでいました。彼によると「来年の3月で雇用延長期間も終了し、その後は自由人になる予定。ただし、今の仕事を引き継いでくるれる後輩がいないので、その部分だけ呼び出されて嘱託として仕事をするかもしれない」とのこと。 次に会ったのが小学校6年間と中学校3年間ずっと同級生のS氏。近所に住んでおり、3年前までは3か月に一度くらい飲みに行っていたのですが、最近はLINEで「元気か?」だけで終わっていました。自転車での買い物帰り、偶然、彼も夫婦で自転車で走っているところに出会い、立ち話。「来月に雇用契約が終了するので、今、有給休暇の消化期間中」とのこと。 3人目は東京での仕事仲間で、現在は山形で仕事をしているU氏。4年ぶりに「明日、そちらに行くので遊んでくれませんか」というメール。東京時代は2人で飲み歩いていた仲で「もちろん」としか返事をするはずはなく、翌日の昼からビアホールとショットバーのはしご酒。U氏によると「10月に、突然、11月で雇用契約が切れるが再契約無し、と言われ憤慨中。春からずっと契約はどうなるのかと質問していたのに返事はなく、今になってひどい。でも、まあ、もういいかと思っている」とのこと。 三人三様の(私を含めると四人四様)人生ですが、定年後の仕事について同じような情報が聞こえてくる1週間でした。「コロナ何するものぞ」でがんばりましょう。

年賀状のアイデアを提案します(オススメ)

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  年賀状の季節になりました。文章を書くことが好きな私も「面倒くさい」が頭をよぎりますが、同じ感覚を持っていらっしゃる方も多いと思います。そんな方に私の自慢のアイデアを提案します。 私の提案のターゲットは「文字を覚えたばかり/覚えている子どもがいる若い親」です。 必要なもの ・官製年賀はがき(プリンター用ではないもの) ・毛筆(絵筆でもOK) ・朱の墨汁 ・汚れてもいい服を着た子供 ・気長に子どものモチベーションを維持することができる親 方法:子どもに「できるだけ大きく朱の墨汁ではがきに干支のひらがな」を書かせます。具体的には来年(2023年)の場合、うさぎ年なので「う」になりますし、とり年ならば「とり」、ねずみ年ならば「ね」になります。 注意 ・子どもは根気が続きません。「がんばれ」「もう少し」「あとxx枚」などと、根気よくモチベーションを維持してあげてください。ただし、 「終わったら、xxxxを買ってあげるからね」は禁句です。子どもへのプレゼントは、あくまで「達成感」です。 ・仕事の相手に出す年賀状には使えません。 ・子ども書いた1-2文字だけの年賀状も一興だとは思いますが「xxxxが書きました。成長しています。」の一言があれば立派な年賀状になります。 ・私も子供が小さい頃にこの年賀状を何年か続けました。パソコンとプリンターでの印刷も悪くありませんが、他人の子どもの成長に興味がなさそうな人には「xxxxが書きました・・・」は無しにして「本年もよろしくお願いします」という添え書きだけでもいいデザインとして使えました。 あるまかんポイント ・定年退職と東京での単身赴任生活の終了を機に、一部の方に「『お元気ですか、私は元気です』という年賀状では意味がないので、年賀状の代わりにeメールで近況をお伝えします」と年賀状をやめてしまったのですが、今になって考えてみると、私の近況に興味のある人などいるわけはなく、自己満足だけで年賀状の代わりにeメールを送り始めてしまったことを後悔しています。虚礼かもしれませんが、1年の思いを込めて年賀状を書くという風習は残さないといけないと反省しているものの、取り返しはつきません。

裏紅白歌合戦の出場歌手決定!!! (ブラックジョークとしてのフェイクニュースです。お間違いなく)

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裏紅白歌合戦 の出場歌手と楽曲が決定しました。 放送時間は2022年12月31日19:00-22:00です。この番組は有料視聴制となっており、10万円の視聴料が必要です。なお、有料視聴の方には2023年2月までに当番組の完全版メイキングDVDをお送りする特典付きです。 今年は、鬼籍に入られた方、引退を宣言された方、体調不良の方、様々な理由でグループを解散された皆さんにも無理を申し上げて御出演いただいております。 また、歌詞の関係で放送禁止や歌詞変更を余儀なくされた楽曲もオリジナルの歌詞での演奏となります。 なお、同時間に他局で紅白歌合戦が放送されますが、私どもの番組のクオリティが数段上だと自負しております。 (以上、フェイクニュースでした) あるまかんポイント ・某局の紅白歌合戦出場歌手リストを見て「自分の老いた思考回路/感覚/知識」に気がつきましたが、同時に「某局と今の政府の共通点」を感じました。共通点が何かは書きませんが・・・。 ・某局が「最近の若者はテレビを見ない。したがって紅白離れも進んでいる。」という状況に逆らって「コロナだから.若者のみなさんも、大晦日は家でおとなしく紅白歌合戦でも見て過ごしましょう」というチャレンジならあっ晴れです。 ・この記事が法的に問題がありそうであればご教示ください。すぐに削除いたします。

海外からの留学生を日本の大学に入学させる話 【大学入試要項データベース】

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  結論から言うと、この記事のタイトルにある「大学入試要項データベース」というものは(残念ながら)存在しません。 JASSO(独立行政法人 日本学生支援機構 Japan Student Service Organization)が「 学校検索システム 」という名前で入試要項のいくつかのキーワードをもとに大学が検索できる仕組みを提供し、そのもとになる「 外国人留学生受入募集要項 」という名前のExcelデータを公開していますが、過去年度のデータを使用しているため、参考程度に使うことになります。 では、どうすればいいのでしょうか。もちろん、受験生自身が自分の受験する大学の情報を集めなければなりませんが、指導する側が受験情報を知らないままでは指導できません。しかたがないので教師自身もデータベース(Excel)を作ることになります。データのソースは各大学のホームページかダウンロード、または、郵送で入手する入試要項(募集要項)です。ただ、全大学が一斉に入試情報を掲載するわけではありません。入試の日程もバラバラですし、入試方法もまちまちなので、掲載も五月雨式になります。 集める情報は次の通りです(実際には Excelの列項目 になります)。 ・大学区分(私立、国公立) ・所在地 ・大学名 ・学部 ・学科/コース ・EJU受験の要不要/足切り点 ・JLPT受験の要不要/足切りレベル ・英語外部試験の要不要/種類/足切り点 ・入試日程種別(前期/後期、1期/2期/3期...等) ・志望理由書の要不要、文字数 ・入試当日の試験内容(面接、小論文、科目試験..等) ・出願期間 ・出願方式(Web出願の有無) ・書類提出方式(郵送、持参) ・書類提出期限(+期限内必着か、期限日消印有効) ・証明書類の翻訳の要不要 ・試験日 ・合格発表日 ・合格発表方式 ・(合格の場合)入学手続き期間 ・学費(入学金、授業料、諸経費) ・入学辞退の方法 ・ソートキー(大学名のイニシャルをつけておくと並び替えや検索に便利) このデータベース作りはとても大変です。どうしてかというと「五月雨式発表」であるとともに「指導する受験生が多くなると調べないといけない大学の数も多くなる(仮に、ひとりが3校受験するとすれば20人担当すると最大60大学/学部の調査が必要)」「学生の志望学部種が増えると(例:理系+文系+芸術系

海外からの留学生を日本の大学に入学させる話 【出願書類準備】

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意外と難しいのが「出願書類の準備」です。何が難しいかというと、日本語で書かれた入試要項を留学生が読みこなして、そこに書かれている書類を準備するわけですが、そんなに簡単に準備できるわけはなく、教師がいっしょになって書類の漏れはないか、記入間違いはないかなどをチェックする必要があります。また、記入間違いや書類の漏れ、写真の貼付忘れのために受験不可となるケースもありますので、細心の注意が必要です。 (重要) 以下に、書類ごとのポイントを書きますが、大学によって考え方が違いますので、正式な情報は各大学の入試要項をご覧ください。大学の 入試要項はホームページからダウンロードできる場合と、郵送依頼をしなければ入手できない場合があります 。 高校の卒業証明書、成績証明書(全学年):(私の知る限りでは)中国の高校では、これらの書類の原本を複数枚発行してくれるようですが、 1通ずつしか原本を発行しない 国のほうが多いと思います。複数校を受験するのが通例なので1通では足りず、 原本証明を受けたコピー を使うことになりますが、大学によっては「コピーは受け付けない」というところもあり、その場合は 原本を送って返送してもらう 必要があります。入試要項に記載がない場合は大学側への確認(電話でOK)が必要です。なお、原本の返送を依頼する場合、大学側から具体的な指示が無ければ、レターパック(郵便局で販売)を同封すると親切だと思います。また、簡単な返送依頼状をつけておくと礼を失しないと考えますが、教師が手伝わないと学生では返送依頼状を書くことはできないと思います。加えて、「日本語、英語以外で作成された証明書には翻訳をつけること」という指示をする大学もあります。これには 「この翻訳は原本と相違ない」という証明 が必要で、学生が翻訳するわけではなく、公的機関や大使館、認可された日本語学校に依頼しなければいけません。 外部試験の成績証明書:日本留学試験(EJU)、日本語能力試験(JLPT)、英語の外部試験(TOEIC、TOEFLなど)の証明書を求める大学があります。中には「無くしました」という学生もおり、再発行を依頼しなければいけないケースもあるので、早めのチェックを行いましょう。なお、TOEICもTOEFLもテストが服数種あり、大学側が求める種類のテストの結果で無いと受け付けられません。(注:各試験で足

海外からの留学生を日本の大学に入学させる話 【キラーワードを見つける】

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大学入試のための志望理由書作成にしても、面接練習にしても、絶対に必要なものが「キラーワード」です。とくに試験当日の科目試験や小論文よりも面接を重視する大学(つまり、学力重視ではない大学)については必須と言ってもいいくらいです。 何故かというと「目立たないといけない」からです。日本文化が好きだから、アニメやマンガが好きだから、お金持ちになりたいからというような大学の勉強にまったく関係の無い志望理由を書く学生の中で、キラッと光らないといけないからです。しかし、残念ながら学生本人に「キラーワード探し」を期待しても、なかなか探し出すことはできません。 具体的には学生に次のことを指示します。 a. 志望大学のホームページ(アドミッションポリシー、ビジョン/ミッション、留学生サポート体制、就職サポート体制などの大学側の訴求点)をしっかり読み込ませる。 b. 志望大学のカリキュラムとシラバスを見て、自分の興味のある授業やゼミを見つけさせる。 c. 自分の勉強したいことや大学生活に期待することを再確認させる。 d. (教師と学生の共同作業)a-c、b-cを言葉で関連付ける(因果関係を組み立てる)。ただし、直接に関連させるのではなく、婉曲に関連付ける。これが最も難しい(留学生にとっても、日本人学生でも)ので、教師は「なぜ、そう思うのか?」など5W1Hベースのオープン系の質問を繰り返しながら関連付けを深めていく。 e. dの共同作業の中で「キラーワード」そのものが見つかることも、「キラーワードの種」が見つかることもある。 こんな例があります。 中国人学生のチョウ君(経営学部志望男性、仮名)は「日本に来る中国人観光客のためのネットビジネスを立ち上げるための勉強をしたい」という志望理由書を書いて持ってきました。一見すると、まともな志望理由に見えるのですが「ネットビジネスって何?」と聞くと「インターネットでの観光地紹介」と答えますし「そのためには何の勉強をすべきだと思う」と聞くと「わからない」と言います。結局は日本観光についての中国語のブログを立ち上げたいだけの話なのです。これでは経営学部志望としての志望理由書は成立しません。上記のa、b、cと何回もの面談でdを行い、たどり着いたキラーワードは「(日本人ではなく) 中国人の目線 で日本観光と日本の地域経済発展を結び付けたい」というもので、それ

海外からの留学生を日本の大学に入学させる話 【なぜあなたは日本に?を指導する】

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  2022年10月26日の記事に書きましたが志望理由書を準備する時や面接の練習をする時に「どうして日本に留学しようと思ったんですか?」という質問に対し「日本の文化が好きだから」では答えになりません。 私は、海外からの留学生を指導する立場として「日本の文化」の根底にある「モノ/コトの品質の高さ」「人の心のきめ細かさ」を助言するようにしています。 「日本のマンガやアニメに憧れて」でもいいかもしれませんが、「日本のマンガやアニメの絵や映像の品質の高さや、登場人物の感情描写のきめ細やかさが日本の文化となっている理由を知りたくて」と表現すると「子供から脱皮できない高校生」から「文化や産業に目を向ける姿勢を持った留学生」に変身させることができるのではないでしょうか。 「日本料理(ラーメンも含む)が好き」ではなく、「日本料理の品質の高さや芸術性と、食べる人の気持ちになった盛り付けが発達した日本の歴史が好き」のほうが「勉強したい」という気持ちを表現できるのではないでしょうか。 「例えば電機業界で、かつて、コストよりも品質を重視した日本人が、どうしてその良さを捨てようとしているのかを勉強したい」と表現できれば好印象だと思います。 つまり、志望する学部や学科と勉強しようと考えた大学の場所が日本であることをつなげる必要があるのです。 あるまかんポイント ・この記事はもしかすると日本人高校生の「総合型選抜(旧AO入試)」にも通じるのではないかと考えながら書きました。 ・ (重要) この記事はあくまで「アドバイスの結果、ここまでたどり着いてくれたらなあ」という意図で書いています。決して答えそのものを学生に教えるのではなく「なぜそう思うのか」のようなオープンの質問を繰り返して答えにたどり着く道筋をつけてあげることが教師の役目だと思います。