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RACIの話

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少々、難しい話ですが・・・・。 タイトルの4文字は「レイシー」と読みます。ご存知の方は、プロジェクト管理やシステム開発に馴染みのある方かもしれません。仕事を進めて行く中での役割を意味しています。 この4文字はそれぞれ、 R esponsibility、 A ccountability、 C onsulted、 I nformedの略です。 意味はと言うと、次の通りとなります。 R esponsibility:実行責任者(工夫をしながら、課題に立ち向かって、仕事を最後までやり遂げる責任者) A ccountability:説明責任者(どうしてその仕事をしなければいけないのかを説明する責任者であり、実行責任者に実行を指示する立場) C onsulted:相談役(仕事が課題に直面した時に相談する相手) I nformed:報告対象者(仕事の進み具合や発生する問題・課題の状況を報告する相手) 最近、世間でよく使われるのが「説明責任」という言葉。つまり、Accountabilityですね。 「説明責任を果たす」とか「説明責任を果たしていない」と表現されることが多いのですが、単に「説明する」という意味でも、「知らなかった」と釈明することでも、「聞いていなかった」と逃げることでもありません。「なぜ、そうするように指示をしたのか。その目的は何だったのか」を聞いている側が納得できるように話すことなのです。 実行責任者である経理担当者が努力して、工夫して、組織のために脱税したのであれば、説明責任者は「なぜ、脱税しろと指示したのか」を説明しなければいけません。まして、それが、公僕であれば、説明する義務があります。 もしも、聞いていなかったのであれば、管理不行き届きで同罪になるべきでしょう。一般企業ではそうなっています。 何の話か、おわかりですよね。 国会議員、総理大臣は、もっと日本語の勉強と社会人の常識を勉強しなければなりませんね。 ああ、情けない・・・・・。

読後感想:だからHow-To本を買うのが嫌なんだ

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  「何者にもなれなかった」というフレーズに惹かれて、その表現を冠した How-To 本を購入した。内容が薄っぺらで期待外れが多いため、また、私自身が簡単に他人に教えられて知識を得ることをよしとしない性格のため、 How-To 本を滅多に買うことはないのだが、いくつか考えたいポイントがあり、買うことにした。 40 歳で役職名を持たない会社員は、どうやって自己肯定感を醸成すればいいかという指南書である。 結論から言うと、「一考に値する」本である。 どのように一考に値するのか。 まず、著者が「会社の中での出世(役職)を是とする基準で書いている」という驚きである。そして、その是とする流れに乗れなかった(乗らなかったとは書いてない)人間をどのように慰めるかという論調になっている。ダイバーシティが叫ばれるこの時代に、である。「自己実現=出世」という著者の価値観が理解できないわけではないが、高度経済成長時代の価値観の匂いを感じてしまう。 ふたつ目の一考は「 40 歳を基準にしていること」である。「 65 歳までは、当たり前。 70 歳まで、それ以上の年齢まで、どう働くかを考えなければいけないこのご時世に」である。 40 歳という年齢を会社員生活のピークと考える時代ではなくなってきているはずなのに。 三つ目は「 40 歳で何者にもなれなかった会社員が発生する原因は、その上司世代の怠慢である」と分析している点である。一般的に、大学卒の新入社員とその上司(例えば課長)の年齢差が 15 歳~ 20 歳とすると、 40 歳になった会社員の上司は 60 歳前後となる。つまり、ほとんど、私と同じ世代だ。残念ながら私は高度成長時代を担った人間ではない。後進の育成に注力したと思っている私は例外か?(注力と成功は違うが) そして、四つ目の一考である。著者は、 1965 年生まれの女性 で、 タレント 、気象予報士、健康社会学者、長岡技術科学大学非常勤講師、 東京大学 非常勤講師、 早稲田大学 エクステンションセンター講師の肩書を持つらしい( Wikipedia より)。あくまで想像だが、昨今の、 SNS で名を売る論客と呼ばれる人たちと同じ「ウケ狙い」か。 最後の五つ目のポイントは、タイトルにある「僕」の文字である。明らかに、男性を指している。著者は女性であ...

引っ越しました

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  引っ越しました。と言っても、町名は変わらず、丁番号が変わるくらいの近所への引っ越しでした。 この前まで住んでいた家は、2階+ロフトで、キッチンと風呂が2階にあるという設計(設計アイデアは妻)でしたが、「そろそろ、階段に危険を感じる年齢になってきている」という私の意見で、近所のマンションに引っ越したという次第です。 思えば、(孔子にはかなわないものの)人よりも多くの転居を経験しているように思います。あらためて数えると、今回が11回目になります。転居好きな訳ではなく、仕事の関係でそうなってしまったのがほとんどで、学生時代の下宿生活の開始と今回の2回だけが、仕事に関係の無い転居と言うことになります。 「人間至る所に青山あり」の言葉の通り、どの町に住んでも、そこで一生暮らしたいと感じるところばかりです。 特に「盛岡」は、離れてからも、度々、訪れるくらい好きな町です。冬は気候が厳しく、気軽に出かけるというわけにはいきませんが、家から10分くらいのところに小さなスキー場(雪が融けるとゴルフ場に変身)がありましたし、もう少し足をのばせば、有名なスキー場もたくさんあります。気候が良くなると、住んでいたマンションの裏を流れる川で釣りができ、休日の時間つぶしにはもってこいでした。でも、何といっても「街のスケール感」が一番のお気に入りです。自転車があれば、市内のどこへでも行けます(冬は無理です)。今年(2023年)のはじめに、ニューヨーク・タイムスが「2023年に行くべき52か所」に盛岡を選んだのは慧眼としか言いようがありません。 私自身は、会社の命によって盛岡に住むことになったのですが、この辞令には感謝しています。(盛岡を離れることになった辞令は恨んでいます) もうひとつの好きな都市は「東京」です。東京については、このブログの記事「 単身赴任の掟 その1『土地に惚れろ 』」にも書いていますが、「大都会だから」という理由ではなく、やはり、「文化の中心だから」ということになると思います。 あるまかんポイント ・盛岡は内陸部ですが、三陸から送られてくる魚介類は美味しいものばかりです。そのなかでも、私の好物は「ホヤ」です。地元出身の友人から調理の方法を教わり、スーパーで見かけるたびに買っていました。

Udemyを始めました。タイトルは「WBSを使い倒せ !!」

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久しぶりのブログ更新になりました。3か月以上のブランクでした。 その間に、自宅を売却し、マンションに転居し、つまらないコメントばかりが目に付くTwitterをやめ、このブログの自動広告をなくし(現在は復活させています)、Lancers経由でライターとして働き、その後、一念発起で、Udemyデビューを果たした3か月でした。 UdemyはUSAで開発された学習ツールで、講師がスキルアップのための、視聴者にいろいろなコンテンツを提供する仕組みです。 有償のコンテンツは学習者が料金を支払い、講師がそのうちの分担金をUdemyから受け取るというものです。(無料コースもありますし、無料のクーポン券もあります) このブログは、あまり読者が多くないので、効果は薄いのですが、一応、デビューしたUdemyの宣伝をしておきます。 WBSを使い倒せ !! イントロダクションコース  (リンクを貼っています) ・Work Breakdown Structureをいろんな場面で活用するためのヒント ・無料コースです ・約30分のコースです WBSを使い倒せ !! 初級コース  (リンクを貼っています) ・Work Breakdown Structureをいろんな場面で活用するための基礎知識と応用知識 ・有料コース(8,800円)ですが、自動的に値下げされることがありますので、ご確認ください。 ・約1時間30分のコースです WBSを使い倒せ !! 中級コース  (リンクを貼っています) ・Work Breakdown Structureの実践法 ・有料コース(15,000円)ですが、自動的に値下げされることがありますので、ご確認ください。 ・約1時間30分のコースです 3つのコースとも、ユーザー名とメールアドレスの登録で視聴することができますので、お気軽に視聴していただき、最後に出てくる、コメント入力と評価(星xx個)をお願いします。 有閑館ポイント ・良いコンテンツだと思っています。が、WBSになじみのない人には、とっつきにくいかもしれません。

形容詞が修飾している言葉はどちらでしょう?(異次元の少子化対策)

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  教えてください。日本語の国語の質問です。 「異次元の少子化対策」の「異次元」が修飾しているのは「少子化」ですか?それとも「対策」ですか? 答えが「少子化」なら、つまり「異次元の少子化」なら、もう20年近く前から少子化になると言われていたのに、どうして今更「異次元の少子化」などと言うんですか? 答えが「対策」なら、つまり「異次元の対策」なら、5,000円や10,000円の支給で、何がどのように「異次元的に」変わると考えているのですか? あなたに聞いているんですよ! (ちなみに、このイラストはMicrosoftのBardで「異次元の少子化対策のイメージを作ってください」と入力してできたものです。何でしょうかね?)

なんと残酷な・・・。悲しいです。

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 かつて、東京銀座の近くに住んでいた時、驚くべき光景に出会いました。銀座のにぎやかな通りのあちらこちらに花(切り花の花だけ)を敷き詰めて絵のようなカーペット風のものを作っていたのです。 私は、驚きと、悲しさで涙が出ました。「どうしてこんなに残酷なことをするのだろう?必死で生きている花をこんなみじめな姿にしてまで観光客を呼びたいのだろうか?人間の傲慢ではないのだろうか?」という気持ちでした。そんな、傲慢な残酷なイベントも2011年を最後に、取りやめになったと聞きました。理由はわかりません。主催者に「残酷なことはやめてください」と投書をしたことを覚えています。 ところが、今度は、東京フラワーカーペット(三菱地所主催)が行われているそうです。銀座で感じたいやな思いがよみがえってきました。 と、思っていたら新聞に「大根島由志園(島根県)では、牡丹の花で池を埋め尽くすイベントをやっている」という記事が。 動物には虐待という言葉を使う人間は、植物に虐待という言葉を使わないのでしょうか? 嬉々としてこんなイベントをやっている主催者。そこを訪れる観光客。xx映えという言葉を求めて、そんな植物虐待の写真を撮る人間たち。 それって、回転ずしのいたずら映像と違わないですよ! 神宮外苑の樹木を切る切らないが話題になっていますが、切ると言っている知事は、こんなイベントを虐待だとは思わないのでしょうね。是非、「切る」のではなく「整備する」と思える神宮外苑にしてほしいものです。 昨日、家の周りの雑草除去のため、除草剤をまきました。

絵馬の背景

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   絵馬を眺めるのが好きだ。正確に言うと、絵馬に書かれた願い事の背景にある物語を想像するのが好きだ。神社の納所にはたくさんの絵馬が吊してあるが、他人が書いた絵馬に手で触れると失礼なので、あくまで願い事が書かれた面だけを眺めると決めている。  願い事の種類としては、やはり「合格祈願」や「学業成就」が多い。高校受験、大学受験に加えて、資格試験を目標にしている絵馬もある。「医学部に絶対合格」を見ると「寝る時間も惜しんで勉強しているんだろうな。母親は夜食を準備し、他の家族も声を潜めて生活し・・・」などと勝手な想像をめぐらせてしまう。「合格祈願」の 4 文字の後に複数の人の名前が書かれた絵馬もある。きっと、学校か塾の先生が休みの日にお参りに来たのだろう。この先生と生徒たちは日頃から仲が良くて、生徒が先生に何でも相談できる良い関係なんだろうなあ。「ほら、次の授業が始まるから、また放課後に話しにおいで」という先生の優しい言葉がいまにも聞こえてきそうだ。  次に多いのが「健康」「病気平癒」だ。もう 30 年以上前になるが、私も父が病で臥せっている時にお百度参りをし、その後で「病魔退散」の絵馬を奉納した記憶がある。願いは一旦かない、大手術の末、父は自宅に戻ることができたが、残念ながら 3 年後に他界した。  本人の学業成就のように、自分のことであれば「人事を尽くして天命を待つ」というモチベーションが絵馬に表れるが、自分ではなく周囲の人間のことになると、人事を尽くすことにも限界があり、天の助けを求めざるを得なくなる。その結果、絵馬も少し暗い表情になっているように見えるのは、私の考えすぎだろうか。  先日、とある神社の納所を見ていると「xxxx(歌って踊る若者の人気グループ)のコンサートのチケットが当たりますように」という絵馬があった。神様は学業を成就させてあげたり、病気をなおしてあげたりすることで忙しいのに、チケットの当選サポートまで手が回るのだろうか。この絵馬を奉納した人は、何度もチケット抽選に申し込んだが当選せず「もう神頼みしかない」と意を決して、はるばるとこの神社に足を運んだに違いないが、本人も神様も人(神)事の尽くしようがないパターンである。  「パパがフィリピンから早く帰って来ますように」と書かれたかわいい絵馬。ダムか高速道路か大きな工事のプロジ...

「梅にウグイス」より「梅にメジロ」

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 梅の季節がやってくると、散歩を兼ねて観梅に行きます。昨日(2023年2月18日)は兵庫県神戸市東灘区の「岡本梅林公園」に行きました。 梅の場合は「…分咲き」の表現が桜とは違うと感じています。桜の場合は、1本の木がだんだん華やかに満開を迎えていく進行度を「…分咲き」と表現すると思うのですが、その一帯には同種の桜が植えられているので、進行度がだいたい同じになります。ところが、梅の場合は、いくつもの違った種類を植えているので「…分咲き」の進行度が木によって違うのです(学術的にどう表現するかは知りません)。 昨日の「岡本梅林公園」は満開が3割ほど、5分咲きが3割ほど、あとは「開花まであと1週間」くらいの進行度でしたので、まだ、見ごろは続くと思います。 この写真は昨日撮影したものですが、梅の向こうに大阪湾が見えます。あいにくの曇り空だったのでわかりにくいのですが、この岡本梅林公園は高台にあり、梅と街と海のコントラストがおもしろい場所です。ただし、「高台=駅から歩き始めて、公園にたどり着くまで急こう配の坂を上らないといけない」という場所ですので、歩きやすい靴がおすすめです。 ところで、この写真の上部に写った電線に小鳥が2羽とまっているのにお気づきでしょうか。「梅にウグイス」といいますが、残念ながら、ウグイスではなくスズメです。 誰が言ったか「梅にウグイス」ですが、これは花札の図柄を表現しただけなのでしょうか。花札には梅の花とウグイスが描かれていますが、現在の気候で言うと、梅の開花時期とウグイスが「ホーホケキョ」と鳴く時期には差があります。この図柄が考えられた時は梅にウグイスは合致していたのでしょうか。それとも、梅で有名な大宰府では同じ時期の物なのでしょうか。・・・などと、地理、歴史、気候変動に思いをはせるのもまた一興・・・ですが、私の経験では「梅にメジロ」が実際には一番多い組み合わせです。梅にメジロがとまっているのを見て「あっ、梅にウグイスだ」と言っている人の隣で「梅にメジロです」と心の中でつぶやくのは私だけでしょうか(笑)。 「岡本梅林公園」(無料)には初めて行きましたが、昨年まではずっと、「大阪城の梅林」(無料)、その前は、東京大田区池上の「池上梅園」(有料:100円)に行っていました。植えられている梅の本数では大阪城が一番多いのですが、池上梅園は観光地としての管...

日本酒、始めてみませんか その3

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 以前の記事にもこの写真(図)のモノクロバージョンを載せましたが、私が気に入った日本酒のボトルのラベルをオンラインミーティングの背景用に構成したものです。 やっぱり、どうしても、自分の好きな酒の話をしたい気持ちを抑えることができなくて、この写真を載せてしまいました。ただ、この中のすべてがおいしいと思ったわけではなく、特徴が気に入ったり、懐かしい思い出が関係したりしたものも含まれています。 たとえば「月ノ井」。茨城の酒です。麹の味が一般的な酒とは少し違います。私はこの特徴が好きですが、万人受けするかどうかはわかりません。 たとえば、「あさ開」。これは岩手県では珍しくないメジャーな酒ですが、盛岡に住んでいた時、寒い冬の仕事帰りに、焼鳥屋で飲んだ熱燗の「あさ開」は体を十分に温めてくれました(味は忘れました)。 たとえば「鶴齢」。日本酒バーで仲良くなった私より一回りくらい年上の紳士が「私の名前の1文字がはいっているから、鶴齢ばかり飲んでしまう」とおっしゃっていたのを思い出します。キリッとした、いい酒です。(キリって何?) この写真を作った後にも、お気に入りの日本酒が増えていますので、私のベスト5は常に変化しています。

日本酒、始めてみませんか その2

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  日本酒についての蘊蓄(ウンチク)を語るのは、あまり好きではないし、得意ではありません。たぶん、同じ銘柄なら、純米、純米吟醸、純米大吟醸を並べて飲み比べても、違いがわかるかもしれませんが、違う蔵、違う銘柄ならわからないと思います。 私の味覚の話ではなく、それだけ蔵によって味は千差万別だからです。 前回のその1にも書いたように、だからこそ「自分の気に入った酒がうまい酒」だと思うのです。 よく「酒は辛口に限る」という人がいます。それを否定はしませんが、「辛口」と言われても、それだけでは、私はその味を思い浮かべることはできません。舌にピリッとくる辛さもあれば、アルコール度数が少し高い酒もありますし、味の濃い酒もあります。 一口目で「ちょっと味が強いなあ。これを辛いというのかなあ」と感じることはありますが、日本酒の面白いところは、時間がたつと、そんな酒でもマイルドになったりします。 家で飲む時は一日2合と決めています。4合瓶だと2日で空く計算です(実際にはもっと早くなくなります)が、純米系の酒は、空気に触れると変化するので、1日目と2日目では、明らかに味が違います。 前回と同じしめくくりですが、是非、お気に入りの酒を見つけてください。それも、「この酒の2日目」と表現するとかっこいいですね。 あるまかんポイント ・「日本酒度」という指標もありますが・・・。

日本酒、始めてみませんか その1

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 ここ数年、地ビール(クラフトビール)が流行っていると聞きます。スーパーマーケットでも、有名メーカーのビールや発泡酒がたくさん並んでいる棚の一部に、地ビールコーナーを設けているところが多くなりました。地ビールファンに言わせると「日本の地ビールはこれだけじゃないよ」ということかもしれませんが、以前と比べると、多くなったなあと感じます。 何年前でしょうか。ワインソムリエの方のテレビ出演が増え、ワインブームがおこりました。逆に、ワインブームだから、ソムリエが増えたのかもしれませんが、あれ以来、ワインは日本の食文化に定着しているようです。今はワイン通が増え、「xx年のどのブドウの出来がいい」と普通に会話が交わされているそうです。また、価格帯も超高級からお手頃まであり、選択肢が多いのも魅力の一つかもしれません。 さて、日本酒です。日本酒もブームの波が何度か起きているのですが、ワインに比べると小波です。どうしてでしょうか。私が考える限り、原因は3つあります。 まず第1は「若者が日本酒に手を出さないこと」。第2は「『日本酒には和食』のイメージが固定してしまっていること」。第3は「味がよくて、リーズナブルな価格帯の居酒屋で、美味い日本酒を出さないこと」です。 Ⅰ:私の友人にも多いのですが「日本酒を飲んだら、次の日が大変」という人がいます。これを聞いた若者が「日本酒を飲むと危ない」と間違って刷り込まれてしまっているのではないでしょうか。どんな酒でも飲みすぎると次の日は大変です。「日本酒はガブガブ飲む酒ではない」とわかっていれば、大変なことにはなりません。もう一つの「大変回避策」は、「まじめに作られたおいしい日本酒」を飲むことです。 Ⅱ:「日本酒には和食」とか「和食には日本酒」と思っている方にお聞きしたいのですが「(日本の)寿司屋にワイン」はありですか?私に言わせると「あり得ない!」です。ワインを置くとおしゃれに見えるかもしれませんが、ワインは、刺身のような「なまぐさ物」には合いませんし、酢の物にも合いません。では、もうひとつ質問ですが「ブルーチーズに日本酒」は合うと思いますか? はい、合います。とても合います。冷酒ならもっと合います。日本酒は相手を選ばないのです。 Ⅲ:居酒屋には必ず日本酒がありますが、あまり特徴のない酒が置かれています。これには大きな理由があります。一般的に...

タイパ !!!!!

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  「タイパ(タイム・パフォーマンス)」と聞いて、思い出したことがあります。 約30年前、30代だった私は、町内の「子ども会」の世話役をしていました。月1回の古紙回収を子ども会で行い、それを売ったお金をコツコツと貯めて、子どもたちを簡単な遠足に連れていくというような役です。 今、その町内は「老人の町」ですが、当時は幼稚園児、小学生だけでも20人以上いたと思います。 ある年、子ども会の貯金がたまったので、電車とバスで2時間近くかかるところにある「巨大迷路」に子どもたちを連れて行きました。到着すると迷路の入り口前で子どもたちに入場券を配り、一斉にスタートしました。私も事故が無いように一緒に入っていきました。10分後くらいでしょうか。楽しんでいるかどうかと心配しながら、子どもたちの動きを観察していると、ある事に気が付きました。いつもぎゃあぎゃあと騒いでいる悪ガキ3人組と、迷路の中で、全く出会わないのです。不審に思い、迷路の外に出てみると、その3人が缶ジュースを飲みながらテーブルの所にいました。 「早いねえ。もう出ることができたの?」 「うん・・・」 「3人で。いっしょに出たの?」 「うん、壁の下を通ったらすぐ出た!!」 たしか、迷路は子ども一人が500円くらいのコストだったと思いますが、何という「タイパ」でしょう。他の子どもたちは1時間以上かかってパラパラと「タイパ」悪く(?)出てきました。 映画や、ドラマを早送りにして楽しむというタイパ。私の迷路の経験と似ているような気がしてなりません。本来、楽しむべきは「道に迷うこと」「結論より、経過を楽しむこと」のはずなのに、「こたえ」だけを求めてしまっているような気がします。きっと本などは「かったるくて」読んでいられないのでしょうね。 会社での後進の指導時でも、学校での学生の指導時でも「こたえ」を求める若者が多いと感じていました。「こたえ」ではなく「考え方」を学んでほしいのですが、成果主義や〇×式で育った若者にそれを求めてはいけないのでしょうか。 あるまかんポイント ・すべての若者ということではありませんが、やはり、教育の問題だと考えます。 ・「コスパ」でも「タイパ」でもなく、金と時間に関係なく品質のみを追求する「ヒンパ」はどうでしょうか。

(日本語教師の思い出)ジュアンへのメール

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  (このエッセイは第28回随筆春秋賞に応募したものですが、残念ながら落選し、著作権が私の手許に戻ってまいりましたので、このブログで公開します) ジュアンさん、  日本での大学生活が始まって三か月が過ぎましたね。元気にしていますか。もう、大学には慣れましたか。ジュアンさんは誰とでもすぐに親しくなることができ、日本語学校の卒業時には日本語も上手に使えるようになっていたので日本人の友だちもたくさんできていると想像しています。  私は、親の介護をしなければならなくなり、三月三十一日で日本語学校での教師の仕事をやめました。せっかく楽しく外国人留学生のみなさんの進学のお手伝いができていたのに辞めることになって、とても残念です。この前、街で偶然、国立大学の工学部に合格したチョウさんに会ったので、そのことを話すと「先生の進学指導が受けられない後輩は、かわいそうですね」とも言ってくれて、とてもうれしかったです。  そう言えば、この間、東京の大学に行ったシュウさんからメールが来ました。日本の文化や社会のことについて、もっといろいろな人と話をしたいけれど、学校の中にはそんな話をする友だちがいないと悩んでいました。  ジュアンさんの大学生活はどうですか。大学での勉強はうまくいっていますか。中国人のジュアンさんにとって、日本語の法律用語を理解して覚えるというのは大変だと思いますが、ジュアンさんなら大丈夫ですよね。  私の日本語の作文の授業では「ファッション」や「化粧品」のことばかりをテーマにしていたジュアンさんが、突然、「法学部に行きたい」と言った時はとても驚きました。でも、ジュアンさんが本気で法学部進学を考えていることを知り、何としても力になってあげたいと感じました。ただ、今だから言えますが、「先生、私、マスクをしていたほうが可愛く見えるので、大学のオンライン面接試験はマスクをしたまま受験してもいいですか」と私に質問した時は、内心、「やっぱり法学部合格は無理か…」とも思いました。その私の予想を裏切って「先生、合格しました!」と涙を流しながら私のところに来たときは、私も、目頭が熱くなりました。  確か、私の最初の授業で話したと思いますが、私が進学指導の担当を希望したのは「若い人を助けたい」という気持ちからでした。私は、人種や国籍や性別に関係なく、若い人が夢や希望を持って前に進んでい...

年賀状 or 年賀状メール or 年賀状+年賀状メール

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  「今年で年賀状を止めます。その代わり、メールかLINEで」という年賀状が2通来ました。実は私も数年前に行き来がなくなった方に対して「年賀状ではなくメールで」と記した年賀状を出したことがあります。その時は「年賀状だと『お元気ですか。私は元気です』になってしまって味気がないので、メールで詳しく近況を伝えます」という気持ちでした。 そのため、こちらから出す年賀状メールには「有閑館新聞」と名付けた私の近況を新聞の形にしたものを添付しています。 その年賀状メールに慣れてきた今年は面白いことを発見しました。日本文化の「年賀状のやり取り」をせずにメールで済ますことについては、多少の違和感があるのですが、「こちらがメールで詳しい近況を伝えれば、先方も詳しい近況を教えてくれて臨場感がある」のです。 私の年代はパソコンにもメールにも慣れ親しんできているので臨場感のあるメールが書けるのかもしれません。でも、もし、こちらから送る年賀状メールが「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」だけだったら、やっぱり、ちょっと寂しいかもしれません。この記事に添付しているのは「有閑館新聞」のブランク版で本物はしっかりと記事で埋まっています。 実は、私にとって、2022年はあまりいい年ではありませんでした。今年は良い年にするように努力しなければいけないと思っています。 あるまかんポイント ・有閑館新聞はMicrosoft WordでA4の大きさをイメージして作成し、それをPDFにしています。今年は、エッセイも掲載したので3ページになってしまいました。 ・たぶん、スマホでしかメールを見ない人にとって、このPDF添付(約400kバイト)(写真を多く使うともっと大きくなる)は大迷惑だと思います。わかってはいるのですが、添付しています。

【訂正】裏紅白歌合戦の出場歌手について

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  (フェイクニュースです) 2022年11月28日の記事で裏紅白歌合戦の出場歌手をお知らせいたしましたが、変更が発生しましたので、お詫びして訂正いたします。 変更の理由: 1.2022年12月26日に(表)紅白歌合戦の出場歌手が追加召集(録画を含む)され、裏への出場がかなわなくなったため 2.裏で優先的に交渉していた歌手が表出場を決めたため 変更後の出場歌手は以下の表の通りです。(赤文字が最新情報) なお、番組名称の「裏紅白歌合戦」も他の番組で使用されていることが判明しましたので「本当の紅白歌合戦」と名称を変更いたします。 ちなみに、こんな夫婦の会話がありました。 私「NHKからの11月の紅白歌合戦の出場歌手の発表と12月26日の発表で大きく変化したよね。11月の時は知らない歌手ばかりだったのに、突然、特別出場とか言い出して知ってる歌手が多く出てきたけど、きっと、NHKの上層部が担当者に『おい、紅白の出場者に関して、世間からの批判ばかりじゃないか。何とかしろよ!』と怒ったんだろうね。若者ウケを狙った担当者は(まるでアベノマスクを考えた担当者のように)世間の空気が読めない人で、慌てて追加召集に動いたんだろうね」 妻「違うと思うよ。まず、若者ウケを狙って発表し、若者を『今年は紅白歌合戦を見よう』という気持ちにさせたんでしょう。そのあと、作戦通り、時間をずらして特別出演を発表し、上の年代にも興味を持たせて、結果的に全世代に受けるようにしたということでしょ。つまり、最初から全部決まってたということ。ステルスAdよ」 たぶん妻の論理が正解でしょう。NHKと妻に脱帽です。見ませんけど。 あるまかんポイント ・こんな出場者なら「本当の紅白歌合戦」を見たい!!

美味い豆腐、美味い蕎麦、美味い日本酒

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  この記事のタイトルを見られた方は「美味い豆腐と美味い蕎麦に美味い日本酒があれば幸せ」という内容だと想像されていることだと思います。期待を裏切るようですが、残念ながら、そういう内容ではありません。 私の味覚のレベルは中の上か上の下くらいだと思っています。つまり、「それほど悪くない」という意味です。外食でレンチンものはすぐわかりますし、化学調味料たっぷりだと舌がしびれてしまいます。農産物で化学肥料をたっぷり使ったらしいものも「ん?」と感じます。 でも、豆腐のおいしさがわからないのです。「おいしい豆腐」と言われても、どうおいしいのかがわかりません。湯豆腐は好物ですが、ポン酢との組み合わせが好きなのです。だから、おいしい豆腐とおいしくない豆腐の違いが分かる人に、是非、どう違うかを私にわかるように説明してほしいと思っています。また、高い豆腐はどのようにおいしいのかの説明も聞きたいと思います。「大豆の香りがぷーんと」という説明はよく聞きますが、私にとってはあまり説得力がありません。 実は、蕎麦も同じです。私にとって、おいしい蕎麦は「出汁が丁寧に取られたもの」で、「蕎麦そのものが蕎麦の味」という説明は意味がわかりません。だから、ざる蕎麦はめったに食べません。つけ汁では出汁の味がわかりにくいからです。ざる蕎麦を食べる時は「まず、蕎麦だけを味わう。その次は塩ををつけて、次につけ汁で」というお店がありますが、蕎麦だけを食べても何の味もしませんし、塩をつけると塩の味しかしません。私は「本当においしい蕎麦」を食べていないのでしょうか。もしそうだとしたら、「本当においしい蕎麦」を紹介してほしいと思います。 さて、日本酒です。豆腐の味も蕎麦の味もわからない私ですが、日本酒の味はわかります。何がわかるかというと「自分の好きな味かそうでない味か」がわかるのです。これはどんな人にも説明ができます。「自分が好きな味だからおいしい酒だ。あなたがどう思おうと私には関係ない」という説明です。実際にはアミノ酸の度合いが大きく関係しているとおもいますし、「キリっと」「まったりと」「さっぱりした」「辛口の」というような形容詞で美味い酒が表現されていますが、そんなことより「自分が好きな味か」が大事だと思っています。酒は、やはり嗜好品で、豆腐や蕎麦とは位置づけが違うからでしょう。 時々、日本酒(地酒)の種...

「東京オリンピック2020」と「プロジェクト・マネジメント」

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  「プロジェクト・マネジメント(プロジェクト管理)」という概念があります。私の会社員時代の職種ではとても重要な概念で、私はそのための資格「プロジェクト・マネジメント プロフェッショナル」も保有していました。 話は変わりますが、今日の朝刊に「東京五輪経費1.7兆円 組織委公表より国費2800億円増」という記事がありました。ちなみに、この金額は招致段階の想定の約2倍になります。また、この金額は直接の関連経費だけなので、道路整備やコロナ対策などの間接的な経費を含めると3兆6800億円になるそうです。 この新聞記事を読みながら、しばし離れていたプロジェクトマネジメントの感覚がよみがえってきました。 プロジェクト・マネジメントにはいろいろな流派(考え方、アプローチ方法という意味です)がありますが、私が学んだのは米国PMI(Project Management Institute)という組織の考え方で、(とても)簡単に言うと、プロジェクト・マネジメントとは「そのプロジェクトのスコープ(そのプロジェクトで達成すべき成果)、期限、資源(予算、人、場所、設備等)、品質を守ってプロジェクトを成功させること」となります。 東京オリンピック2020をプロジェクト・マネジメントの概念にあてはめて評価してみると次のようになります。 ・スコープ管理:「復興五輪」というスコープだったにもかかわらず、震災からの復興には無関係なものになってしまったので、評価は × 。プロジェクトには「あれっ、最初に決めたことと違うことをやってないか・・・?」という状況がよく発生します。 ・期限管理:コロナの影響があったにもかかわらず、期限を守って実施することができたので評価は 〇 。すばらしい。 ・資源管理:当初の概算予算の2倍、間接経費を含めると4倍になってしまったので、評価は ××× 。企業経営の場合はあり得ませんし、もしも、予算超過が認められる場合はステークホルダー(利害関係者)の承認を得て進めるべきです。 品質管理:参加者や見ている人に感動を与えてくれました(感動を与えてくれたのは選手ですが・・・)。評価は 〇 です。(宿舎の食事など、その他の品質ポイントも〇のはず) プロジェクトの評価方法もいろいろな考え方がありますが、私は「ひとつでも×なら、プロジェクトの全体評価は×」だと思います。 誰も言いま...

分断という言葉への違和感

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  最近「分断」という言葉をよく耳に/目にします。これまでは、あまり聞いたことがなかったような気がします。いったい、どこの誰がいつ言い出したのでしょう。といっても、私はそこまで調べるつもりではなく、マスコミ(特に新聞と週刊誌)が日本社会に関して「分断」という言葉をその重さを考えずに使うことに憤りを感じているのです。 広辞苑(インターネット)には分断を「まとまりのあるものを断ち切って別れ別れにすること」となっています。 現代日本語書き言葉コーパス「少納言」で調べると、2001年から2005年までの間の新聞記事で「分断」が使われたのはたった10回で内訳は次の通りですが「日本国民の分断」はどこにもありません。 肉体(2)、囲碁の陣地(2)、USA(2)、国際社会(1)、国内与党(2)、民族(1) そもそも、広辞苑にあるように、分断とは、もともと一つだったものがわかれてしまうことを意味しますが、マスコミは何が分断されたと騒いでいるのでしょうか。例として「元首相の国葬実施が国民を分断した」と新聞各紙は書きましたが、それは「国葬するまでは国民全員が元首相推しだったのに」という意味でしょうか。少なくと私は元首相推しではありません。「世の中には意見の違う人がいるものだ。それに、国葬反対の人が多いのに少数意見で国葬を実施してしまうなんて、日本は少数意見を聞く民主主義の鏡のような国だ」ぐらいのイヤミは言いますが分断だとは思いません。 また、SNSの炎上、LGBTの差別、ヘイトスピーチを分断の例としてあげている雑誌もありますが「ちょっと違うんじゃないの」と言いたくなってしまいます。貧困の問題や格差社会の問題を抱える現代を「分断の時代」などと言ってしまっているのを聞くと、問題のすり替えもいい加減にしろと思います。 勝手な私の分析では〇ん〇んのリズム感と音の感じがいいのでマスコミ各社が使っているのだと思いますが、あまりにも安易な使い方ではないでしょうか。 マスコミ各社は、意見が違うこと、価値観が違うことを「分断」と言っていませんか。それは正しくはダイーバーシティというのです。多様性というのです。意見の違いによる暴力は認めてはいけませんが、マスコミ各社は「分断はだめ」と書きなぐって、戦前のように国民のベクトルをひとつの方向に誘導しようとしているのでしょうか?それとも、マスコミ、またはマ...

【アナログレコード My Best】番外編 「ロッド・スチュワート」と「USA for Africa」

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【ロッド・スチュワート】 ロッド・スチュワートを番外にした理由は、我が家にある3枚のアナログレコードが全て妻が買ったものだから(私が買ったのはCDばかり4枚)です。 アナログレコードの中ではやはり「Atlantic Crossing」でしょう。税金の高さが嫌で、生まれ故郷のイギリスからアメリカに脱出しatlanticをcrossingした記念のアルバムです(と、私は理解しています)。B面の最後でwe are sailing ...... home again.....と歌っているのは、いつかイギリスに帰ることを暗示しているのでしょうか。 そのイギリスのRoyalalbert Hallで、ロッドスチュワートが一夜だけのコンサートを行った模様を収めたDVDを持っていますが、とてもいいです。ロッド・スチュワートのアナログLP、CDもいいのですが、私はこのDVDがお気に入りです(フィリピンへ出張に行った時、1000円くらいで買いました。海賊版ではありません)。 ブライアン・アダムス、スティングと3人で歌った「All for Love(三銃士のテーマ)」も好きですが、これは、ブライアンの曲にロッドとスティングがゲスト参加したような雰囲気です。 そういえば、Jo Hall(大阪城ホール)でのロッドのコンサートにも行きました。当時はインターネットでチケットを買うという状況ではなく、徹夜で並んでチケットを手に入れたのですが、徹夜明けで頭が回らず、アリーナ席の前から2列目の、しかも、スピーカーの前の席を買ってしまいました。おかげで耳と頭がおかしくなりそうなうえに、ロッドの姿は見上げるだけ、恒例のサッカーボールサービスは頭を越え・・・という状況であまり良い思い出ではありません。 【USA For Africa - We Are The World】 言わずと知れた「We are the World」です。でも、私が持っているのはアナログレコードでもCDでもなく、メイキング映像をドキュメンタリー風に仕上げたもので、メディアはVHDです。 VHD? 知らない人も多いと思いますがVHS(ビデオ)ではなくVideo High Density Discです。どうしても「We are the World」メイキング映像が見たくて、VHDソフトとそのためだけにVHDプレーヤーを買いました。 USA ...

【アナログレコード My Best】5位 「生まれたところを遠く離れて」(浜田省吾)

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  「ジャケ買い」ということばがありますが、このアルバムは、まさにジャケ買いでした。 センチメンタルな20歳の青年(私)は、タイトルの「生まれたところを遠く離れて」ということばの響きと、1曲目の「路地裏の少年」という曲名を自分と重ね合わせたのでした。私は生まれたところを遠く離れて下宿生活をし、ジーンズのポケットに手を突っ込んで路地裏を歩くような生活をしていたのです。 というのは妄想の世界で、実際は実家から80Kmくらい離れたところで麻雀狂いの学生生活でした。(通おうと思えば通えたのですが実家から出たかったので) ただ、このLPレコードを買った時は「浜田省吾」という名前も、愛奴(あいど)のメンバーだったことも、吉田拓郎のバックバンドだったことも知りませんでした。レコード屋でたまたま手に取ったLPレコードがこれだったのです。 このアルバムはハマショー(浜田省吾)のデビューアルバムです。今では、この年代の日本のミュージシャンの大御所ですが、ジャケ買いしたシンガーがここまで成長(?)してくれて私は幸せです。 擦り切れるくらい聞いているので、ほとんど、そらで歌えます。 あるまかんポイント ・1曲目の「路地裏の少年」はシングルカットされていますが、シングルレコードでの歌詞とLPレコードでの歌詞が違うのです。カラオケではシングルレコードの歌詞が画面に出てきますが、LPレコードでの歌詞で歌うことができるのが私の自慢です👍 ・タイトル曲の「生まれたところを遠く離れて」は10分以上の長い曲ですが、物語性があるので聞いていても長く感じません。 ・「街角の天使」はロッド・スチュワートのアルバム「Atlantic Crossing」の中の「This Old Heart of Mine」にそっくりということで騒がれたこともある曲です。ただ、私はロッド・スチュワートのファンでもあるので許しましょう。(ロッド・スチュワートについては「私のアナログレコード」の番外編で書くつもりです。ロッド・スチュワートのアルバム「Atlantic Crossing」を第6位にしたかったのですが、あいにく妻のレコードなので)。

【アナログレコード My Best】4位 「Saturday Night Fever」(サウンドトラック)

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  貧乏学生だったので、ディスコなどには行ったことが無いし、映画もほとんど見ない私が何故このLP(2枚組)を買ったのか、どうしても思い出せません。リリースが1977年11月ということなので、私が大学生の頃です。ということは、たぶん「女の子にもてるために流行を追いかけなくては」と思って買ったのではないでしょうか。 ミュージシャンの伝記映画が次々に発表されて話題になっています。最近では「ボヘミアン・ラプソディ(Queen)」「エルヴィス(Elvis presley)」が有名どころで、ほとんど映画を見ない私も妻に誘われて両方を見ました。とくにボヘミアン・ラプソディは秀逸でした。そして、(私はまだ見ていませんが)2022年11月にはThe Bee Geesの伝記映画「The Bee Gees栄光への軌跡」が公開されました。 この記事で紹介するのはジョン・トラボルタを一躍有名にした映画「サタデーナイトフィーバー」のサウンドトラック「Saturday Night Fever」ですが、その中の曲がヒットを放ち、ラジオなどで今でもよく聞くのがThe Bee Geesの「Stayin' Alive」「Hoe Deep Is Your Love」「Night Fever」「More Than a Woman」「You Should Be Dancing」です。 実は、私は映画「サタデーナイトフィーバー」を見ていません。だから、これらの曲がどんな場面で使われたのかも知らないのです。でも、(何となくですが)そのシーンが目に浮かぶような気がするのはなぜでしょうか。「曲がすばらしいから」ということにしておきたいと思います。 あるまかんポイント ・ほとんど映画は見ないのですが、有名な映画は小説として単行本を読むようにしていますのでストーリーは知っています。 ・音楽性という点で、このアルバムは少々薄っぺらい感じがします。これを第4位に選んだのは単なる話題への忖度です。

【アナログレコード My Best】3位 「Fahrenheit」(TOTO)

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「ほら、ステージの横に『後援 朝日放送』って書いてあるでしょ。ということは、彼らの宿も朝日放送が準備しているはず。朝日放送があるのは大淀。その横はプラザホテル。絶対、彼らはプラザホテルに泊まるから、今から行こう」とコンサートの後に妻と息子を連れてタクシーに乗り込みました。 プラザホテル(今はありません)に着いて、入り口を入ってすぐのカフェテリアでお茶を飲んでいると、私の予想通り、「Past to Present」のコンサートを終えてホテルの部屋で着替えたTOTO御一行様がエレベーターで降りてきたのです。私はコンサートのライブパンフレットを息子(当時8歳)に持たせて「いいか。give me sighって言うんだよ」と言い聞かせました。でも、息子は彼らの前で黙ってしまい、仕方なく、私が「give me sign」とおねだり(?)しました。そして、その中の二人が気軽にサインを書いてくれたのです。 というわけで、我が家にはSteve LukatherとDavid Paichのサイン入りライブカタログがあります(すごいでしょ)。 でも、私が第3位に選んだのは「Past to Present」ではなく(「Past to Present」のCDは持っていますが)、「Fahrenheit」です。TOTOの曲と言えば「Africa」「Rosanna」「99」などが有名ですが、私はそれらを「ポップス寄りのロック」のように感じており、それはそれでいいのですが、それよりjazzの雰囲気の強い曲を集めた「Fahrenheit」が大好きです。 あるまかんポイント ・Sony Musicのオフィシャルサイトでは「Fahrenheit」はsold outになっています。 ・このアルバムにはTOTOのメンバー以外にもマイルス・デイビス、ドン・ヘンリー、デイビッド・サンボーン、マイケル・マクドナルドも参加しています。

【アナログレコード My Best】2位 「On The Line」(Lee Ritenour)

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  これは30年近く前の私とレコード店の店主との会話です。店主は私の中学時代の同級生です。 私 「あのさあ、欲しいfusionのレコードがあるんだけど、タイトルがわからないんだよね」 店主「誰のアルバム?」 私 「いや、それもわからん。FMで聞いて耳に残ってるだけだから」 店主「何かヒントを言ってくれない」 私 「ドラムで始まるんだよね」 店主「それだけじゃあ、わからんなあ。もうちょっと、何かないの」 私 「ドラムがね、低音で、ドンドン…ドンドン、で、シンバルが、ジャーン。その後にギターだったと思うんだけど。」 店主「fusionじゃなく、jazzでしょう?」 私 「いや、fusionのインスト。ギターはエレキの音で、スローな曲なんだよね」 ・・・・ミルクボーイの漫才のような会話は、もう少し続く・・・・ 店主「探してみるわ」 で、手に入れたのがリー・リトナーの「On The Line」です。店主曰く「ダイレクトカッティングで値打ちのあるものだから大事にした方がいいよ。おまえが言ってた曲と合ってるかどうかはわからんけど」。自宅に持って帰って、こわごわ針を落とすと、なんと、私が欲しかったアルバムそのものだったのです。すごい。さすがプロのレコード屋。ちなみに、私が彼に説明した曲はB面2曲目の「Heavenly Bodies」でした。 リー・リトナーは数枚のダイレクトカッティング版のアナログレコードを出しており、これはそのうちの一枚です。ダイレクトカッティング版は演奏した曲を編集せずにそのままレコードにするというもので、つまり、プレーヤーはまちがえた演奏ができないというシビアなものです。ダイレクトカッティングなので、少し前までは、CD版は発売されていなかったと記憶していますが、今はCD版の「On The Line」もあるようです。 とは言うものの、私の家には当時も今も安いレコードプレーヤーしかなく、ダイレクトカッティングのレコードを聴くには物足りない状況です。では、なぜ、このアルバムが第2位かというと、やはり、演奏技術の確かさ(有名なプレーヤーがセッションに参加しています)と心地よい緊張感だと思います。リー・リトナーのギターは当然ですが、私はErnie Wattsのサックスが大好きです。 全曲、おススメですが、とくに「Heavenly Bodies」とA面1曲目の「...

【アナログレコード My Best】1位 「'80のバラッド」(泉谷しげる)

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  もう、50年くらい前の話です。記憶力の弱い私ですが、これだけはしっかりと覚えています。風邪で学校を休んでいたか、定期テストが終わって早く家に帰ってきたかは忘れましたが「桂小金治アフタヌーンショー」をテレビで見ていました。そこに、髪の毛がぼさぼさのギターを抱えた男性が出てきてスツールに座り「黒いかばんをぶらさげて歩いていると・・・」と歌い始めました。その時に既に放送禁止になっていたのか、放送禁止になる直前だったのかはわかりませんが、その変な歌(「黒いかばん」という警官を馬鹿にした歌)は最後まで歌われました。 それが私がはじめて見た泉谷しげる氏でした。それ以来、10数枚のLPレコードやCDを買って持っていますが(全作ではありません)、ここで紹介したいのは「'80のバラッド」というアルバム。とくに、その1曲目の「翼なき野郎ども」です。 「泉谷しげると言えば春夏秋冬」と言われますし、ご本人も「春夏秋冬」を代表曲と考えておられるようにお見受けしますが、曲も歌詞も絶対に「翼なき野郎ども」が上です。泉谷しげる氏の作る歌詞に一貫して流れているコンセプトは「陽のあたる場所を歩いている人ばかりじゃない。でも、それが普通。やっぱり街から離れられない。」ということだと理解していますが、「翼なき野郎ども」の歌詞はその集大成です。セルフカバーアルバムにも入れておられるので、ご自身でも気に入っておられるのだと思います。 大学生の時、このアルバムをベースにしたコンサートにも2度行きましたが、幕が上がって1曲目の「翼なき野郎ども」のイントロが始まると、もう感涙でした。テレビでは「Dのロック」のディレクターがやるように泉谷氏を暴力的な人間という立ち位置に置くことが多いのですが、歌詞には人間に対する優しさが溢れています。 是非、一度、歌詞を噛みしめながら聞いてみてください。(他の曲もいいですよ) あるまかんポイント ・息子が幼稚園児くらいの時に、家でこのアルバムをよくかけていました。当時の息子によると泉谷しげる氏の愛称は「怒鳴るおっちゃん」でした。 ・このBest10記事は「1アーティストは1回のみ」のノミネートと決めたので、私の好きな泉谷しげる氏のアルバムはたくさんあるのですが、ベスト・オブ・ベストの1位として「'80のバラッド」を選ばせていただきました。 ・アルバムジャケットの写...

【レコードの再流行】アナログの音楽レコードが流行っているらしいです

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我が家にはアナログの音楽レコードが400枚くらいあります。80パーセントくらいは妻のコレクションで、私自身が買ったものは、それほど多くないのですが、今、アナログ音楽レコードが流行っていると聞いたので、好きなアルバムの紹介記事を書こうと考えました。レコード収集マニアの方に保有枚数では及びませんが、ジャンルがバラバラで嗜好に偏りが無いと自慢しています😄 できればジャケットの写真をつけた記事にしたいのですが「著作権?」という疑問が出てきました。インターネット上の情報を調べているうちに 一般社団法人 日本レコード協会 (riaj.or.jp) というところにたどりつきました。そこには「アナログレコード、CDのジャケットも作品なので、ブログで使用すると著作権侵害の可能性有り」と明記されていました。 今回は具体的なアルバムやアーティストのことは記事にしませんが、 一般社団法人 日本レコード協会 (riaj.or.jp) のホームページがとても面白いので紹介しておきます。 このホームページには統計情報やいろいろな報告や著作権の考え方などのコンテンツが掲載されており、一番楽しめるのは統計をもとにした報告書「日本のレコード産業」(Statistics Trends)で、CD/アナログレコード/ストリーミング/ビデオの売り上げなどの年間統計が書かれています。 (例:日本のレコード産業2022から引用)オーディオレコードは、数量が1億599万枚/巻(前年比100%)、金額では1,280億円(同99%)となった。内訳は、CDアルバムが数 量で7,111万枚(前年比100%)、金額では942億円(同98%)、CD シングルは数量が3,244万枚(前年比99%)、金額では290億円(同 95%)となった。また、大きな伸びを見せるアナログディスクは、数量 が191万枚(前年比174%)と5年連続で100万枚を超え、金額では 39億円(前年比184%)と、1999年(36億円)以来の30億円超えとなった。 また、その年(報告の前年)のゴールドディスク大賞の受賞曲/アルバム/受賞者も掲載されていて、過去の報告書を見ると当時流行った曲(邦楽、洋楽とも)を懐かしく思い出すことができます。 音楽に興味のある方は、是非、一度、このホームページを訪れてみてください。楽しめますよ。 あるまかんポイント ・私(...

クールなジャパンって?

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「クールジャパン機構が危ないらしいですよ」と言って意味がわかる人や興味を示す人はどれだけいるのでしょうか。私も日本語教師の経験が無ければ何のことかわからなかったに違いありませんし、新聞記事の見出しを見ても読み飛ばしていたと思いますが、外国人留学生への日本語授業で必要になったので多少の情報を知っている次第です。 クールジャパン機構は安倍政権時代に設立された官民ファンド(官は経済産業省)で、日本の誇れるものをビジネスとして海外展開するためのサポートやインバウンド事業ビジネスのサポートを行っていますが、サポートしている事業の失敗続きで累積赤字が大きく、財務省がそれを問題視し、組織の統廃合を検討しているようです。 このファンドの何が悪かったのかの分析は専門家に任せるとして、一国民として「日本のクールさ」を考えてみると、やはり「モノの品質の良さ」「コト/ヒトのきめ細やかさ」にたどり着くように思います。 例として、アニメやマンガがクールな日本文化の代表のように言う人もいますが、私は、アニメ/マンガというカテゴライズではなく、「アニメ/マンガの表現の品質の高さと感情表現のきめ細かさ、テーマ設定」がすばらしいと思うのです。 グローバリゼーションによって標準化、平準化が求められるようになったため「高品質=高コスト」と誤解されがちですが、日本の高品質製品(コンテンツを含む)は先進国と呼ばれる国々と比較するとそれほど高価ではありません(人件費が意外と安いので)。 ローカライゼーションとして、企業のみなさんには「日本製=高品質≠高価」を唱えて、世界をリードして欲しいと希望します。 参考 ・ 株式会社海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構) ・ 財政投融資分科会(令和4年6月20日開催)議事録 あるまかんポイント ・官民ファンドであるクールジャパン機構の民の部分の株主に五輪汚職で有名な広告関連企業の3社が入っているのはニヤッとさせられます😅

奇跡の再会(ノンフィクション)

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不思議な再会の話です。100%事実です。奇跡です。今でも不思議でなりません。(不思議な再会を果たした相手に、まだ、ブログ記事掲載の了解が取れていないので、地名や具体的な名前は仮のものを使っています。確認が取れて、許可をいただき次第、実名に変更します) その日、私と妻は東京の某所を散策していました。14-15年くらい前だったと思うのですが、季節が春だったか秋だったかは忘れてしまいました。それほど寒くも暑くもなかったと記憶しています。 そのあたりは、時々散策するお気に入りの場所で、大きな書店やイタリア料理のための輸入食材店やログハウスの展示場などがあり、何度訪れても楽しめる場所でした。私が住んでいた築地からも交通の便が良く、散歩コースとして歩ける便利でおしゃれなところです。 予定していたウィンドウショッピングが終わったところで「お茶でも」という話になりました。 私「そういえば、さっき、細い路地の所にコーヒーが飲めそうな店の看板が立ってたよ。どこだったかなあ。表通りはどこも混んでそうだから、そこに行かない?」 妻「いいけど。どこかわかる?」 私「ちょっとだけ探してみようか。確か駅に戻る方向だったと思うけど」 その看板はすぐに見つかりましたが、「この奥」という矢印が書かれた看板が指す路地は人ひとりが通れるくらいの狭い道です。そこを入っていくと、また、右に路地があり、その奥に入り口のドアが見えました。いつもなら敬遠するくらい、あまりに静かな雰囲気に一瞬ためらったのですが「他を探すのも面倒だし・・・」とドアを開けました。テーブルが3つくらいの小さな店で、女性一人でやっておられるようでした。 女性   「 いらっしゃいませ。メニューをどうぞ」 私    「 へえー、ガレットがあるんですか」 妻          「どれかオススメはありますか」 女性      「そうですね。人気があるのは、発酵バター&シナモンかな」 妻         「 いいね、発酵バター。じゃあ、それと、ホットコーヒー2つ」 女性     「 はい、わかりました」 私          「多少、関西弁が入っているけど・・・。関...

フリーランスとして働くということ

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クラウドソーシングサイトと言われるL社とC社の2社にフリーランス登録をしています。業務分野は「フリーライター」ということにしていますが、ほとんど仕事をしたことがありません。どうしてかというと、登録してから今まで10件以上の募集案件に応募しましたが「採用されない」か「クライアント(募集側)が期限を過ぎても採用を決定せずに募集案件掲載が時間切れ」になってしまうからです。 ただ、登録した分野で能力も実績もない私のような人間が「フリーランス」を語るのはおこがましいということに今になって気が付きました。クラウドソーシングサイトには「経験のない人でも稼げるようになる」という甘い誘い文句が書かれていますが、それなりの金額を稼ぐことができるようになるには、やはり、経験と実績を積み重ねていかないとだめなことはもちろん、そのための営業努力や人的ネットワークや情報収集力が不可欠です。少々、文章を書くことが好きだというだけで稼げるような甘い世界ではありません。やはり、会社勤めしか経験のない人間は独力で道を切り開いていくという厳しさの理解が足りないようだと反省しています。 反省しながら、二人の友人のことを考えています。 ひとりは一級建築士の資格を持ち、大手ディベロッパーから委託を受けてマンションなどの設計図を描いているフリーランス、もうひとりはフリーのヘアメイクアーチストで多方面のクライアントの仕事をこなしています。どちらも経験豊富で、多くの実績を持っています。私も会社員時代は多くの経験をして、実績を残してきたと自負していますが、今になって思うと「フリーランスとして堂々と食っていける経験/知識/実績が無い」ことに愕然とします。そして、友人の二人ともが「核となる技術以外の周辺の仕事(事務、営業、売掛管理など)が大変」と嘆いていたことに内心「簡単だろ」と感じていたことを謝罪したい気持ちです。 今、世間では「副職を持とう」「雇用の流動化としてフリーランスもひとつの選択肢」というような風潮があるように思いますが「(会社員としての)本業の領域でフリーランスとして人的マーケットに打って出ることができるか?」と自問自答してみることが必要なのではないかと感じます。 残念ながら私はそこまで自分を磨くことができていなかったようです。 あるまかんポイント ・私は「ブログ記事を書くフリーライター養成」のための通信講...

タトゥー(入れ墨)は・・・

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  先日、新聞の投書欄で「(入れ墨をしていると公衆浴場が利用できないという例をもとに)日本でもタトゥーを文化として受け入れるべき」という投書を読みました。投稿者は台湾の若者だったと思いますが、流暢な日本語で投書を書かれていました。論理としては「タトゥーは台湾の文化であり、その文化を日本人も理解してほしい」というもので、論調も日本に対するリスペクトを感じさせるものでした。 「他の国の文化を尊重する」。グローバリゼーション(嫌いな言葉ですが)と言われる現代ではとても重要なことだと思います。 でも、日本では、薄れてきているとは言え、歴史的に入れ墨は「犯罪者の証」「自分を強く見せるためのもの」という考え方が文化として定着しています。 日本に来たのなら日本の文化を尊重しませんか。 ちなみに「Tatoo」のことを調べていると「フィジーにはTatooの文化があり、ほとんどのラガーマンがTatooをしているが、日本の文化を尊重する意味で、ラグビーチームとして日本に来るときはTatooを隠すシャツを着ることに決めている」という研究論文を見つけました。 さてさて・・・。考えさせられますね。

国立国会図書館(東京本館)をオススメします

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図書館を話題にしようと思ったのには理由があります。この歳になって、どうしても勉強したい経営学系のテーマがあり、その調べものに図書館を利用する必要が出てきたのですが、あいにく近所の図書館にはその種類の本のラインナップが不足しています。しかたなく往復780円の電車賃を使って少し大きな市立中央図書館に行ってみました。さすがに、それなりの本は置いているのですがHow-To本が中心で、やはり学術系は物足りなさを感じます。中央図書館以外に他市の図書館にも行ってみましたが似たようなもので、「読書」に向いている本は多くあっても「調査」向きの本が少ないことがわかりました。 東京に住んでいる時は自転車でも徒歩でも(もちろんバスや地下鉄を使っても) 国立国会図書館 まで行くことができました。みなさんは 国立国会図書館 に行ったことはありますか。 東京近郊にお住まいの方、まだ行ったことがなければ、是非、行ってみてください。何せ「国立国会図書館」というくらいですから蔵書数は半端ない(ワールドカップの影響で、少し古いですが「半端ない」を使ってみました😁)数です。でも、近隣の図書館とは反対に「読書」向けは少なく「調査」向け中心だと言えます。 「面白そうだ、行ってみよう」という人のために、 国立国会図書館 の利用方法を簡単にお伝えします。 場所は国会議事堂の横(向かって右の方向)のほうです。 館内に入るために入館証が必要です。 受付で10分くらいで作ってくれます 18歳以上しか使えません 免許証や保険証などの本人確認書類が必要 有効期間は3年間 検索機(PC)でキーワードをもとに書籍を検索し、その書籍名を申込用紙に記入して書庫から書籍を出してもらう方法と、一般の図書館のように本棚にある書籍を閲覧する方式があります。 検索機での検索にキーワードが必要ということは「何を調べるかが決まっていないと検索できない」ということです。これが一番大事なポイントだと思います。つまり「何かいい本はないかな・・・」の図書館ではなく、目的が無ければ役に立ちません。 必要なページのコピーを申し込むことができます(自分ではコピーできません)。 貸出はできますが貸出可能な書籍に制限があります。 あるまかんポイント ・食堂があります。安いです。味は普通です。清潔です。 ・本文に書いたように「読書向き」ではなく「調査向き」だと思...

朋あり遠方より来る x 3

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この1週間で偶然にも次々と3人の旧友に会いました。 最初に会ったのは高校時代の友人のK氏。「仕事で君の家の近くに行くから、帰りに一献」というメールが来たので近所の焼鳥屋へ。コロナ禍ということばをあまり使いたくはありませんが、外食をするのも気を使うような状況になってから初めての友人との会食でした。と言ってもK氏は酒を飲まないので、彼の話を肴に私だけが酒を飲んでいました。彼によると「来年の3月で雇用延長期間も終了し、その後は自由人になる予定。ただし、今の仕事を引き継いでくるれる後輩がいないので、その部分だけ呼び出されて嘱託として仕事をするかもしれない」とのこと。 次に会ったのが小学校6年間と中学校3年間ずっと同級生のS氏。近所に住んでおり、3年前までは3か月に一度くらい飲みに行っていたのですが、最近はLINEで「元気か?」だけで終わっていました。自転車での買い物帰り、偶然、彼も夫婦で自転車で走っているところに出会い、立ち話。「来月に雇用契約が終了するので、今、有給休暇の消化期間中」とのこと。 3人目は東京での仕事仲間で、現在は山形で仕事をしているU氏。4年ぶりに「明日、そちらに行くので遊んでくれませんか」というメール。東京時代は2人で飲み歩いていた仲で「もちろん」としか返事をするはずはなく、翌日の昼からビアホールとショットバーのはしご酒。U氏によると「10月に、突然、11月で雇用契約が切れるが再契約無し、と言われ憤慨中。春からずっと契約はどうなるのかと質問していたのに返事はなく、今になってひどい。でも、まあ、もういいかと思っている」とのこと。 三人三様の(私を含めると四人四様)人生ですが、定年後の仕事について同じような情報が聞こえてくる1週間でした。「コロナ何するものぞ」でがんばりましょう。

年賀状のアイデアを提案します(オススメ)

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  年賀状の季節になりました。文章を書くことが好きな私も「面倒くさい」が頭をよぎりますが、同じ感覚を持っていらっしゃる方も多いと思います。そんな方に私の自慢のアイデアを提案します。 私の提案のターゲットは「文字を覚えたばかり/覚えている子どもがいる若い親」です。 必要なもの ・官製年賀はがき(プリンター用ではないもの) ・毛筆(絵筆でもOK) ・朱の墨汁 ・汚れてもいい服を着た子供 ・気長に子どものモチベーションを維持することができる親 方法:子どもに「できるだけ大きく朱の墨汁ではがきに干支のひらがな」を書かせます。具体的には来年(2023年)の場合、うさぎ年なので「う」になりますし、とり年ならば「とり」、ねずみ年ならば「ね」になります。 注意 ・子どもは根気が続きません。「がんばれ」「もう少し」「あとxx枚」などと、根気よくモチベーションを維持してあげてください。ただし、 「終わったら、xxxxを買ってあげるからね」は禁句です。子どもへのプレゼントは、あくまで「達成感」です。 ・仕事の相手に出す年賀状には使えません。 ・子ども書いた1-2文字だけの年賀状も一興だとは思いますが「xxxxが書きました。成長しています。」の一言があれば立派な年賀状になります。 ・私も子供が小さい頃にこの年賀状を何年か続けました。パソコンとプリンターでの印刷も悪くありませんが、他人の子どもの成長に興味がなさそうな人には「xxxxが書きました・・・」は無しにして「本年もよろしくお願いします」という添え書きだけでもいいデザインとして使えました。 あるまかんポイント ・定年退職と東京での単身赴任生活の終了を機に、一部の方に「『お元気ですか、私は元気です』という年賀状では意味がないので、年賀状の代わりにeメールで近況をお伝えします」と年賀状をやめてしまったのですが、今になって考えてみると、私の近況に興味のある人などいるわけはなく、自己満足だけで年賀状の代わりにeメールを送り始めてしまったことを後悔しています。虚礼かもしれませんが、1年の思いを込めて年賀状を書くという風習は残さないといけないと反省しているものの、取り返しはつきません。

裏紅白歌合戦の出場歌手決定!!! (ブラックジョークとしてのフェイクニュースです。お間違いなく)

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裏紅白歌合戦 の出場歌手と楽曲が決定しました。 放送時間は2022年12月31日19:00-22:00です。この番組は有料視聴制となっており、10万円の視聴料が必要です。なお、有料視聴の方には2023年2月までに当番組の完全版メイキングDVDをお送りする特典付きです。 今年は、鬼籍に入られた方、引退を宣言された方、体調不良の方、様々な理由でグループを解散された皆さんにも無理を申し上げて御出演いただいております。 また、歌詞の関係で放送禁止や歌詞変更を余儀なくされた楽曲もオリジナルの歌詞での演奏となります。 なお、同時間に他局で紅白歌合戦が放送されますが、私どもの番組のクオリティが数段上だと自負しております。 (以上、フェイクニュースでした) あるまかんポイント ・某局の紅白歌合戦出場歌手リストを見て「自分の老いた思考回路/感覚/知識」に気がつきましたが、同時に「某局と今の政府の共通点」を感じました。共通点が何かは書きませんが・・・。 ・某局が「最近の若者はテレビを見ない。したがって紅白離れも進んでいる。」という状況に逆らって「コロナだから.若者のみなさんも、大晦日は家でおとなしく紅白歌合戦でも見て過ごしましょう」というチャレンジならあっ晴れです。 ・この記事が法的に問題がありそうであればご教示ください。すぐに削除いたします。

海外からの留学生を日本の大学に入学させる話 【大学入試要項データベース】

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  結論から言うと、この記事のタイトルにある「大学入試要項データベース」というものは(残念ながら)存在しません。 JASSO(独立行政法人 日本学生支援機構 Japan Student Service Organization)が「 学校検索システム 」という名前で入試要項のいくつかのキーワードをもとに大学が検索できる仕組みを提供し、そのもとになる「 外国人留学生受入募集要項 」という名前のExcelデータを公開していますが、過去年度のデータを使用しているため、参考程度に使うことになります。 では、どうすればいいのでしょうか。もちろん、受験生自身が自分の受験する大学の情報を集めなければなりませんが、指導する側が受験情報を知らないままでは指導できません。しかたがないので教師自身もデータベース(Excel)を作ることになります。データのソースは各大学のホームページかダウンロード、または、郵送で入手する入試要項(募集要項)です。ただ、全大学が一斉に入試情報を掲載するわけではありません。入試の日程もバラバラですし、入試方法もまちまちなので、掲載も五月雨式になります。 集める情報は次の通りです(実際には Excelの列項目 になります)。 ・大学区分(私立、国公立) ・所在地 ・大学名 ・学部 ・学科/コース ・EJU受験の要不要/足切り点 ・JLPT受験の要不要/足切りレベル ・英語外部試験の要不要/種類/足切り点 ・入試日程種別(前期/後期、1期/2期/3期...等) ・志望理由書の要不要、文字数 ・入試当日の試験内容(面接、小論文、科目試験..等) ・出願期間 ・出願方式(Web出願の有無) ・書類提出方式(郵送、持参) ・書類提出期限(+期限内必着か、期限日消印有効) ・証明書類の翻訳の要不要 ・試験日 ・合格発表日 ・合格発表方式 ・(合格の場合)入学手続き期間 ・学費(入学金、授業料、諸経費) ・入学辞退の方法 ・ソートキー(大学名のイニシャルをつけておくと並び替えや検索に便利) このデータベース作りはとても大変です。どうしてかというと「五月雨式発表」であるとともに「指導する受験生が多くなると調べないといけない大学の数も多くなる(仮に、ひとりが3校受験するとすれば20人担当すると最大60大学/学部の調査が必要)」「学生の志望学部種が増えると(例:理系+文系...

海外からの留学生を日本の大学に入学させる話 【出願書類準備】

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意外と難しいのが「出願書類の準備」です。何が難しいかというと、日本語で書かれた入試要項を留学生が読みこなして、そこに書かれている書類を準備するわけですが、そんなに簡単に準備できるわけはなく、教師がいっしょになって書類の漏れはないか、記入間違いはないかなどをチェックする必要があります。また、記入間違いや書類の漏れ、写真の貼付忘れのために受験不可となるケースもありますので、細心の注意が必要です。 (重要) 以下に、書類ごとのポイントを書きますが、大学によって考え方が違いますので、正式な情報は各大学の入試要項をご覧ください。大学の 入試要項はホームページからダウンロードできる場合と、郵送依頼をしなければ入手できない場合があります 。 高校の卒業証明書、成績証明書(全学年):(私の知る限りでは)中国の高校では、これらの書類の原本を複数枚発行してくれるようですが、 1通ずつしか原本を発行しない 国のほうが多いと思います。複数校を受験するのが通例なので1通では足りず、 原本証明を受けたコピー を使うことになりますが、大学によっては「コピーは受け付けない」というところもあり、その場合は 原本を送って返送してもらう 必要があります。入試要項に記載がない場合は大学側への確認(電話でOK)が必要です。なお、原本の返送を依頼する場合、大学側から具体的な指示が無ければ、レターパック(郵便局で販売)を同封すると親切だと思います。また、簡単な返送依頼状をつけておくと礼を失しないと考えますが、教師が手伝わないと学生では返送依頼状を書くことはできないと思います。加えて、「日本語、英語以外で作成された証明書には翻訳をつけること」という指示をする大学もあります。これには 「この翻訳は原本と相違ない」という証明 が必要で、学生が翻訳するわけではなく、公的機関や大使館、認可された日本語学校に依頼しなければいけません。 外部試験の成績証明書:日本留学試験(EJU)、日本語能力試験(JLPT)、英語の外部試験(TOEIC、TOEFLなど)の証明書を求める大学があります。中には「無くしました」という学生もおり、再発行を依頼しなければいけないケースもあるので、早めのチェックを行いましょう。なお、TOEICもTOEFLもテストが服数種あり、大学側が求める種類のテストの結果で無いと受け付けられません。(注:各試験で足...

海外からの留学生を日本の大学に入学させる話 【キラーワードを見つける】

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大学入試のための志望理由書作成にしても、面接練習にしても、絶対に必要なものが「キラーワード」です。とくに試験当日の科目試験や小論文よりも面接を重視する大学(つまり、学力重視ではない大学)については必須と言ってもいいくらいです。 何故かというと「目立たないといけない」からです。日本文化が好きだから、アニメやマンガが好きだから、お金持ちになりたいからというような大学の勉強にまったく関係の無い志望理由を書く学生の中で、キラッと光らないといけないからです。しかし、残念ながら学生本人に「キラーワード探し」を期待しても、なかなか探し出すことはできません。 具体的には学生に次のことを指示します。 a. 志望大学のホームページ(アドミッションポリシー、ビジョン/ミッション、留学生サポート体制、就職サポート体制などの大学側の訴求点)をしっかり読み込ませる。 b. 志望大学のカリキュラムとシラバスを見て、自分の興味のある授業やゼミを見つけさせる。 c. 自分の勉強したいことや大学生活に期待することを再確認させる。 d. (教師と学生の共同作業)a-c、b-cを言葉で関連付ける(因果関係を組み立てる)。ただし、直接に関連させるのではなく、婉曲に関連付ける。これが最も難しい(留学生にとっても、日本人学生でも)ので、教師は「なぜ、そう思うのか?」など5W1Hベースのオープン系の質問を繰り返しながら関連付けを深めていく。 e. dの共同作業の中で「キラーワード」そのものが見つかることも、「キラーワードの種」が見つかることもある。 こんな例があります。 中国人学生のチョウ君(経営学部志望男性、仮名)は「日本に来る中国人観光客のためのネットビジネスを立ち上げるための勉強をしたい」という志望理由書を書いて持ってきました。一見すると、まともな志望理由に見えるのですが「ネットビジネスって何?」と聞くと「インターネットでの観光地紹介」と答えますし「そのためには何の勉強をすべきだと思う」と聞くと「わからない」と言います。結局は日本観光についての中国語のブログを立ち上げたいだけの話なのです。これでは経営学部志望としての志望理由書は成立しません。上記のa、b、cと何回もの面談でdを行い、たどり着いたキラーワードは「(日本人ではなく) 中国人の目線 で日本観光と日本の地域経済発展を結び付けたい」というもので、それ...

海外からの留学生を日本の大学に入学させる話 【なぜあなたは日本に?を指導する】

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  2022年10月26日の記事に書きましたが志望理由書を準備する時や面接の練習をする時に「どうして日本に留学しようと思ったんですか?」という質問に対し「日本の文化が好きだから」では答えになりません。 私は、海外からの留学生を指導する立場として「日本の文化」の根底にある「モノ/コトの品質の高さ」「人の心のきめ細かさ」を助言するようにしています。 「日本のマンガやアニメに憧れて」でもいいかもしれませんが、「日本のマンガやアニメの絵や映像の品質の高さや、登場人物の感情描写のきめ細やかさが日本の文化となっている理由を知りたくて」と表現すると「子供から脱皮できない高校生」から「文化や産業に目を向ける姿勢を持った留学生」に変身させることができるのではないでしょうか。 「日本料理(ラーメンも含む)が好き」ではなく、「日本料理の品質の高さや芸術性と、食べる人の気持ちになった盛り付けが発達した日本の歴史が好き」のほうが「勉強したい」という気持ちを表現できるのではないでしょうか。 「例えば電機業界で、かつて、コストよりも品質を重視した日本人が、どうしてその良さを捨てようとしているのかを勉強したい」と表現できれば好印象だと思います。 つまり、志望する学部や学科と勉強しようと考えた大学の場所が日本であることをつなげる必要があるのです。 あるまかんポイント ・この記事はもしかすると日本人高校生の「総合型選抜(旧AO入試)」にも通じるのではないかと考えながら書きました。 ・ (重要) この記事はあくまで「アドバイスの結果、ここまでたどり着いてくれたらなあ」という意図で書いています。決して答えそのものを学生に教えるのではなく「なぜそう思うのか」のようなオープンの質問を繰り返して答えにたどり着く道筋をつけてあげることが教師の役目だと思います。

グローバリゼーションとイノベーション

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  会社員時代の同僚の名言がある。「USでやればイノベーション( innovation )、ドイツでやればスタンダーダイゼーション(standardization)、日本でやればデビエーション(deviation)」というものである。(deviationとは規則/標準からの逸脱を意味する) 名言としか言い様の無い名言である。 当時、私たちは革新的なアイデアと業務の標準化を求められていた。例えば、この名言家は「発表されたばかりのWindows10を使って営業業務を標準化する」という提案をした。しかし、それはdeviationだと一蹴された。標準として定義されていないOSの使用は社内ルールからの逸脱であり、イノベーションとも認められないというのである。私も同様のことを数多く経験した。 私はこの3つのカタカナ語の定義をしたいわけではなく、日本や日本人がする事への海外からの色眼鏡を感じると言いたいのである。 名言家のアイデア例は一企業内の話であるが、どこか日本の国の状況と似ていないだろうか。日本が日本的経営を捨て、成果主義を唱え、労働力の流動化を叫び、ガラケーというイノベーションまでをも捨てて欧米に追随しようとしたが、今や、欧米は自国の価値観を重視する方向に変わってきている。一周遅れを取り戻すには、日本独自の価値観を打ち立てるしかないのではないだろうか。 あるまかんポイント ・ガラパゴスと呼ばれた日本独特のものはガラケーにとどまりません。拡大解釈すると、アニメもマンガも日本的経営も国民皆保険も日本語も日本語の婉曲な言い回しもがガラパゴスなのだと思います。でも、それが、文化というものではないのでしょうか。右傾化すべきと言っている訳ではなく、「ガラパゴス的なものを捨てること=文化を捨てること」にならないように気をつけたいものです。